4.どうやら異世界のようです ページ4
光がなくなったので目を開ける
そこに広がる草原
「わぁお…」
ここでピクニックしたら楽しいだろうな…
空気も美味しいし、良い天気だし
最高の昼寝日和だなぁ〜…
呑気に突っ立ってる暇はないのだ
ステータス開けっ！と念じてみる
ぴこんっ！
柊 あかね 女 16歳 ヒューマン
職業 なし
レベル１
HP100/100 MP90/90
攻撃力50 防御力50 俊敏性60
《アイテムボックス》《回復魔法》
《言語解読LV１》《時空配達LV１》
《アンデットコピーLV１》
(やっと明かされる主人公の名前)←
職業なし…ニートかな？←
やっぱレベル1だし、弱いなぁ…
急いで街に行かないと……
んー…街は何処だろ…
近くに落とすんじゃなかったの？←
歩かなきゃつかないよねぇ〜はぁ…
とりあえず道なりに歩いてみる。
タイヤのような跡が残っているから
この道を歩けばいつかつくかなぁ…
あーそろそろお腹すいt………
キュピィィイイイイーーーーーーーーー！？
ふぁ！？なんの声！？
行ったらめんどくさい事が待っている…
でも、なんとなく行かなきゃいけない気が！
声のした方へ走る
ーーーーーやーー！こーーww
ーーーー！よわーーーーーw
ーーーw
何かいる…？草むらに隠れて様子を見よう…
ドカッ…ガッ……ザザッ……キュピュゥ…
？動物の魔物か…？
冒険者が狩りをしているのかと思った。
よくみると狩りなんて言えるものじゃなかった
冒険者は武器を装備しているにも関わらず
それを使わず、足で蹴って起き上がらせて
それでまた蹴って…それを何度も何度も
4人パーティーであろう冒険者は
それを見ながら笑っていた。
1人は回復職のようで…魔物を回復させ
その魔物をまた蹴り遊ぶ…
見ていて気持ちの良いものじゃあない
魔物も逃げればいいのに…逃げようとしない
いや、逃げれないのだ。
草むらの中に魔物の子どもがいたのだ
草むらの中で震え泣いているようだった
魔物は狩られるものと言われれば
私は、否定しきれないだろう
どうすることもできない自分を責め立てる
そんな事したって意味なんてないのに。
冒険者パーティーは、何時間も痛ぶり続けた
5.どうやら威嚇のようです→←3.どうやらロリババァのようです
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2017年6月9日 22時
