第8話 ページ9
修行の後、公園に行って。
『ナルトくーん…！！(うぉぉ、私の癒しぃ)』
ﾅﾙﾄ「あ、Aちゃん！」
次の日も。
『ナルトくん！(癒しぃ)』
ﾅﾙﾄ「Aちゃん！」
そして、次の日も公園に行ってナルトに会う。
そんなことを繰り返していたら、何故か里の人に煙たがられるようになった。
『(うーん…なんでだろ)』
ヒソヒソと私を見ながら喋る人たちを横目に見ながら、とぼとぼと歩く。以前里に来たばかりの頃は「どこから来たんだい？」「一人でお買い物？偉いねぇ」なんて声をかけてくれたはずなんだけど。最近は嫌な視線を送ってくるだけ。
何があった？
「…ほら……あの子よ。最近例の子と一緒にいる……」
「何を考えてるのかしら…」
「きっとあの子も……危険な子なのよ………」
『…ふむ』
なるほど。
やはり、ナルトと私が一緒にいることが気に食わないらしい。と、すると…原因はナルトか。ナルトと知り合う前は私に対して普通だったからな。
………うーん。もう少しNARUTOについて詳しかったらなぁ………。
私は思わず立ち止まって考える。
私の中のNARUTOの知識は主に漫画、友達からの推しの話でできている。ちなみに友達の推しはカカシさんとイタチ？っていう人だった。
あとは…ナルト、サスケ、サクラの三人がよく一緒に行動をしていたのも知っている。よく分からないけどカカシさんも一緒にいたよね。
あれ、でも…サスケって子…途中から別行動してなかったっけ？なんか、闇落ちしてなかった？？
『むー……？』
理由が分からないなぁ。どうしてだろ。
思わす眉間にシワを寄せて、むむむと考える。
すると、私の前にすぅと影ができた。大きな影。
『…？』
ｲﾙｶ「帰ろう？」
『イルカ？』
ポンポンと頭を撫でられて見れば、イルカがいた。彼は少し悲しそうに眉を下げて、私を見下ろす。あ、ずっとここに立ってたから心配してくれたのかな？
私は手を差し出してくる彼の大きな手に小さな自分の手を重ねる。
あ、あったかい。
ｲﾙｶ「……あいつは少し不器用なだけで悪いやつじゃないからさ、これからも仲良くしてやってくれないか？」
『？うん？』
ｲﾙｶ「…ふっ、よかった」
よく分からないけど、適当に答えやらイルカが嬉しそうに優しく笑った。やっぱりイルカの笑顔は良い。ナルトと同じような陽だまりオーラを感じる。
守りたい笑顔ってやつだ。
『ふふん』
ｲﾙｶ「人の顔見て笑うな！」
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
