第42話 ページ43
【Noside】
ｶｶｼ「ま！あの二人とは違うってのは認めてやるよ」
サスケに対してカカシが言う。
だが、サスケはその言葉に眉をひそめた。
ｻｽｹ「…二人じゃなくて三人だ」
カカシによって再起不能にされた二人は
ナルトとサクラだ。
だが、Aは未だにそれらしいことをしていない。
それなのに、
ここまで戦った自分の方が劣っていると
言われたようで、
サスケは眉間にシワを寄せるしか無かった。
そんなサスケにカカシは言う。
ｶｶｼ「あの子は強いよ。これからもっと強くなる」
ｻｽｹ「っ…！」
思わず、サスケは印を組んだ。
意味がわからない_____そう思いながら。
ｻｽｹ「火遁 豪火球の術______！！！」
ゴォォッと大きな音を立てながら、
サスケの目の前が炎に変わった。
それはサスケの口から出された炎で、
カカシはその炎に巻き込まれる。
______巻き込まれたように見えた。
煙が晴れる。
ｻｽｹ「！(いない！？後方？いや上か？どこだ！？)」
ｶｶｼ「下だ」
ｻｽｹ「！！」
ニョキッとカカシの腕が地面から出てくる。
それはサスケの足を掴もうとした。
だが、それより先にサスケの身体が宙を舞う。
ｶｶｼ「あれ？」
掴もうとした足がないことにカカシは驚きながら、
地面から這い出た。ぽりぽりと頭をかきながら出てみれば、そこには黒髪の少女とお姫様抱っこされたサスケ。
『土遁 心中斬首の術…でしたっけ？』
ｻｽｹ「…おまえ………」
サスケが驚きながらAを見る。
彼女はゆっくりサスケを地面に下ろすと、
カカシを見た。
カカシもAを見てニコリと笑みを浮かべる。
ｶｶｼ「そろそろ来ると思ってたよ」
『…そうですか』
Aはサスケをちらりと見て、
自分の背に隠すように立った。
そして、ぽつりと呟く。
『サスケくん、まだ動けそう？』
ｻｽｹ「………あぁ、なんとかな。
だが、チャクラは残り少ない」
『わかった。じゃあ、二人で行くよ。
サスケくんは鈴をとることに集中して』
ポキリとAが骨を鳴らす。
サスケは、ただそれに頷くしか出来なかった。
『じゃあ、行きます…！！』
そういい、Aとサスケは一斉に走り出した。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
