第24話 ページ25
右拳にチャクラを集める。
それは、ボォッと音を立てながら火に変化すると、私はミズキ先生_______いや、ミズキの頬に向かって振りかざした。
ﾐｽﾞｷ「ぐぁっ…！？」
ズザァッと彼は3mほど吹き飛ばされる。その勢いで砂埃が目の前にたちこめた。
だけど、構わず私は早足で彼の前へ出る。ガッと服を掴んで、自分の方へ引き寄せ、次は殴ってない方の頬に拳をぶつけた。
彼の切れた口内から血が外へ出る。
よく見れば、両頬に火傷跡もできていた。皮膚が焼けてボロリと零れ落ちている。
あぁ、こんなことも出来るんだな。それも、とても簡単に。
でも_______
『立て。二人が受けた痛みはこんなもんじゃない』
ﾐｽﾞｷ「っ…A…！…何故君がここにっ……」
『んなことどーでも…』
そう言おうとした時、ナルトが私の隣に来ていた。
見れば、ボロボロな服。
何してたんだよ…お前。
ﾅﾙﾄ「A…俺だってミズキ先生のこと許せねー」
『……それは…』
ﾅﾙﾄ「倍返しだってばよ！！影分身の術！」
『「！？」』
すると、音を立てながらポンポンポンッとナルトの影分身が現れた。
すっごいいっぱいいる！
というか、いすぎじゃない！？
100人なんてもんじゃないぞ…。
ﾐｽﾞｷ「な、なんだとぉ！？」
ﾅﾙﾄ「行くってばよ！！」
沢山のナルトがミズキに襲いかかる。
あらら…これは無事じゃないね。
あとはナルトに任せて良さそうだ。
私は振り返ると、イルカの元へ行く。
『イルカッ…！！…大丈夫？』
刃物で切ったようなあとが何ヶ所も…それに背中の傷が酷い…………ミズキの野郎…やっぱ半殺しに………。
ｲﾙｶ「…馬鹿野郎…っ……家にいろって言っただろ」
『っ…それはごめん…でも私』
すると、ポンッと優しく彼が私の頭を撫でた。
イルカが目の前でにかりと笑う。
ｲﾙｶ「ありがとな」
その時、カァッと顔が熱くなるのを感じた。
そういう所がずるい、ほんと。
私が嬉しい言葉をくれる。
ｲﾙｶ「ナルトも終わったみたいだな」
ﾅﾙﾄ「へへ…ちっとやりすぎちゃった」
『…当然の報いだな』
顔が変形してるミズキを見て言う。
ふん、まだ優しい方だ。
ｲﾙｶ「…ナルト、ちょっとこっち来い。お前に渡したいもんがある」
そういってイルカは何かを取り出す。
うん、おめでとう、ナルト。
ｲﾙｶ「卒業……おめでとう！」
キラリと額当てが光った。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
