第22話 ページ23
ドンドンと家のドアが叩かれる。
イルカは自室で休んでいるようなので私が出た。
『はーい？』
ﾐｽﾞｷ「！イルカ先生はいる？」
そこにはミズキ先生がいた。
彼は私を見ると少し驚いたように目を開く。
イルカに用事か。
でも…なんだ。何をそんなに慌ててるんだ？
そう思っていると後ろからイルカが顔を出す。
ｲﾙｶ「どーしたんです？」
ﾐｽﾞｷ「火影様のところに集まってください！どうやらナルト君がいたずらで封印の書を持ち出したらしくて…」
ｲﾙｶ「！！」
『封印の書…？』
なんだそのやばそうな奴。
絶対凄い術が書かれてるじゃん。私も読みたい…。
そんなこと言ったら怒られるな…。やめよう。
すると、イルカは「わかりました」と言って外へ出る。あ、私も行く。ナルトが行きそうな場所なら分かるし。
だけどイルカはドアに手をかけた。
ｲﾙｶ「Aは家にいろ。これは俺たちの仕事だから」
『…でも』
ｲﾙｶ「A」
くしゃりと頭を撫でられる。
うわ、ずるい大人。
そうやって何を言えなくする。
私は少し俯いて『わかった』と呟く。
『行ってらっしゃい』
ｲﾙｶ「あぁ、行ってくる」
ずるい、笑顔。
バタンッとドアが閉まる。
『なーんて、言うこと聞くと思ったか』
少し間を開けてからドアを開けて外へ出る。
右よーし、左よーし。
よし、イルカは居ないな。
『待ってろ、ナルト』
ナルトが居そうな公園からしらみつぶしだ。
私は家の屋根を使って走り出した。
━━━━━━━━━━━━━━━
ナルトやサスケのような子どもに対しては心の中では呼び捨て。でも、一応自分も身体は子どもなので、子どもらしく「くん、ちゃん」をつけて呼ぶ。
大人には敬意を払うように、さん付けと敬語が基本。
このあとのイルカ先生が個人的には凄く好き。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
