第20話 ページ21
一列に並んで番を待つと名前を呼ばれた。
ｲﾙｶ「次！A！」
『はぁい。へーんげ』
印を結ぶとぼふんっと音を立てながら、姿がイルカに変化した。こういうの凄く便利だと思うけど悪用し放題な気がする。
ｲﾙｶ「よーし、OK。といっても、お前からしたら簡単すぎたな」
OKを貰って変化をとくと、イルカがくしゃりと私の頭を撫でた。見れば、にかりと笑うイルカ。なんだ、ただのイケメンか。
でも、少し恥ずかしいからやめてくれ。嬉しいけど。
私は自分の席に戻る。
ｲﾙｶ「次！うずまきナルト！」
あ、ナルトの番だ。
彼は印を組む。
ぼふりと煙が舞い上がった。
その瞬間、大量の血液が宙を舞う。
ﾅﾙﾄ「ギャハハハ！名付けておいろけの術！！」
一瞬見えた女性の裸体。
凄く可愛いけど…その……教育に宜しくないと思う。
あと、イルカ…鼻血出しすぎ。
その後、案の定イルカの怒号が教室に響いた。
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『…』
シュッと手裏剣とクナイが宙を舞う。放たれたそれは、木の的にトントントンとテンポよく突き刺さった。
その勢いのまま一直線に走り、手にあるクナイを上に投げて、木を蹴ると空中でくるりと一回転しながら身体を捻らせて、落ちてくるクナイを足で蹴る。
トンッと一つは的にあたり、もう一つは地面に突き刺さった。
私は綺麗に着地すると額から垂れる汗を拭う。
『…はぁ…………なんかなぁ…』
一人で修行をしていると楽だが、あまり成長が見れない気がした。
うーん。イルカがいればなぁ…でも教師って忙しいでしょ？
前世でもそうだったけど、残業とか…えぐいよね？あれ。
『…………巻物を読んでも分からんもんは分からんし』
チラリと視界の片隅に積まれた巻物を見る。
イルカから借りた忍術に関する巻物で、色んな術に着いて基礎的なことが書かれている。難しい術も書かれているけど、詳細が書かれていないものが多いな。
『………私も必殺技が欲しい』
友達が言っていた『螺旋丸』『千鳥』は多分それに近いものだ。
………ナルトが使えるようになるのは大分あとっぽいし誰かいないかな…。
そう思っていると、気配が近づいてきて私は足元にあるクナイを拾った。ガサガサと木の葉が揺れる。
ｲﾙｶ「A！今からナルトと一楽に行くんだが、一緒にどうだ？」
なんだ、イルカか。
『…うん。行く！』
取り敢えず、この件は保留だ。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
