第13話 ページ14
ﾅﾙﾄ「なんかさー！なんかさー！みーんな、AAって煩いってばよー」
『え……なんかごめん』
帰り道。
ナルトにそう言われて咄嗟に謝る。
あれか、お前が来たから教室が騒がしいんだよ、来るなカスということか。ナルトもついに反抗期か？
あ、目から水遁がっ………。
ﾅﾙﾄ「…俺の方が先にAを見つけたのに…なぁんかつまんねーの」
『ふーん。ま、よくわからんけど謝るわ。ごめん』
ﾅﾙﾄ「？なんでAちゃんが謝るんだ？」
え、そういう話じゃないの？
なんだか、いまいち噛み合っていないみたいね。
私は話を変えようと、うーんうーんと悩んで口を開く。
『ま、まぁでも、あーゆー空間は良いよね。一人じゃないって言うか、皆と一緒にいるの』
ﾅﾙﾄ「…うん。俺も同じだってばよ」
少し遠い先を見つめながらナルトが呟く。
……なんだか、どこか寂しそうに見えた。
なんでだろう。
どうして、明るいはずの君がそう見えるんだろう。
私はかばんをきゅっと掴んで言う。
『そうだ！今日は修行をやめて、ナルトくんの家に行く！前から来て欲しいって言ってたもんね？』
ﾅﾙﾄ「え！いいのか！？」
『うん！』
ﾅﾙﾄ「そっか…！…へへっ…！」
鼻をかきながら、笑うナルト。
少し照れているようで可愛い。
『よぉし！じゃあ家に案内して！』
ﾅﾙﾄ「おうよ！！早く行くってばよ！！」
『えっ…！？走るの！？』
パッと私の手を握って走り出す。
わぁ、凄く元気だ。前世じゃ考えらんないよ。
こうして、私はナルトの家に向かったのだった。
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『汚い！なんか臭い！どうした！？天使が住むにはふわさしくないゴミ屋敷だぞ！ル〇バの一つくらい寄付してくれよ！火影様！いや、ダイソ〇でいいぞ！』
ﾅﾙﾄ「なぁーに言ってんだってばよ…？」
Oh No。思わず心の声がもれてしまいましたね。
聞かなかったことにしてください。
でも、本当にやばい部屋だなぁ。
床に転がる服にティッシュ。
台所にあるカップ麺のゴミ。
出しっぱの牛乳パック。
なんか変な匂いするし。
『ナルトくん…掃除しよう』
ﾅﾙﾄ「そんなにまずいかぁ？」
『非常にまずいよ』
とりあえず、部屋を掃除することにした。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
