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【根源魔法】
《内容》
相手に約束を守らせる
《条件》
口約束でも構わないが、相手に必ず「約束してくれるかどうか」を確認し、そして相手が了承の姿勢を見せることが条件。その際相手に合意の意思があるかは重要ではないが、きちんとベアトリーチェが目を合わせていることが必須。そうでなければ魔法そのものが発動しない。
また、はっきりとした合意の意思表示がなされた返事でなくてはならず、言質がとれなかったりあやふやな返事であってもこの魔法は発動しない。
相手に触れる、近寄るなど物理的な距離が近い方が効果が強化されやすい。
《効果》
魔法にかけられた対象に「約束を守らなければならない」という強い強迫観念を植え付ける。
対象は可能な限りその約束を果たそうとし、時にはそれを果たすために犯罪行為すら行う場合もある。
しかし、それは対象が可能な限りまでしか叶えられず不可能なものは不可能なままである。また、彼女との約束が相手の感情により近いものである方が強力となり魔法はとけにくく、遠いものであれば植え付けられた強迫観念は弱くなる。
《デメリット》
約束を果たす為の方法などは予め指定しなければならず、指定しなかった場合対象は何をしてでも果たそうとしてしまう為軽率な使用は犯罪を誘発してしまう場合もある。また、しっかり指定せねば望まぬ結果が訪れることも。
重ねがけや複数回の使用は対象、術者ともに精神的な負荷がかかる。特に精神に影響を及ぼされた対象はたったの数回で破滅や精神崩壊に追い込まれることもある。ベアトリーチェも気分が落ち込んだりイライラしたりするようで使用後は多少なりとも不機嫌になっている。
また、使用後は自然体に過ごしていると魔法を使っているという事実が知られているか否かに関わらずあまり信用がおけないという印象を強く引き起こす。こちらは気を張って“信用のできる人物像である自分”の演技をすることで対処が可能。
約束を成立させねば魔法は効果を表さない為、ある程度の信用が必要であること。
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作者名:白羽涼華 | 作成日時:2021年9月30日 0時