100話!日本代表 ページ15
蘭「わぁ!綺麗な字!」
園子「オバサマと同じくらい綺麗!」
コナン「わぁ…!」
Aの綺麗な字を見て3人は感嘆とした
本人ははてなを浮かべながら安室の名前も記帳する
だが、そこでピタリと止まった
A「こ、これ、自分で記帳すんの?」
安室「そうですねぇ、面倒なんで書いてください」
A(にゃろ……)
イラつきながらも安室の名前を芳名帳に記した
安室もAに自分の名前を書いてもらってホクホクとしていた
コナン(安室さん、顔に出てる)
嬉しさに浸っている安室にAは放っておいて荷物を預けるために蘭達と共にクロークに向かった
蘭「お願いします」
会場に入る前に、蘭達はクロークにバッグを預けた
そばで待っていたコナンと安室は、ふとクロークの横にあるカードロック式の傘置き場が目に入った
透明のビニール傘が1本だけ中央付近に置いてある
蘭「行くよ、コナン君」
コナン「う、うん」
安室「…………」
A「降谷?」
安室「!何でもありません
というか、ここで本名出すのやめてくれませんか?」
A「ぼけっとしてたお前が悪い」
サラリと言ってしまうAに安室も苦笑いを浮かべるしかなかった
鳳凰の間に入ると、すでに大勢の人が集まっていた
A「すご、めちゃくちゃいるじゃん」
安室「仕方ありませんよ
お友達やらサッカーの選手が来ているようですし」
A「へー」
キョロキョロと辺りを見ていると凛夜と秋夜がいたのが見えたので安室に断りを入れてからパタパタと2人の元に走った
A「兄さん!」
凛夜「ん?A!って、なんでそれなの?」
A「僕のサイズのスーツがなかったんだ
だから、私服を正装に見立ててみたんだ」
「「ホントセンスいいよね、我が妹は」」
真っ白なワンピースに淡いピンクのグラデーションにラメがついたショールを肩からかけ、靴はヒールショールと同じ色のヒールのないパンプスを履いていた
秋夜「紹介するよ、俺達の妹のAだ」
A「煤城Aです
どうぞ、よろしく」
ぺこりとお辞儀をしてサッカー日本代表に挨拶をした
キャプテンである少年が慌てて「顔を上げてくださいよ!」と、声を出したのでそっとあげた
円堂「俺、イナズマジャパンのキャプテンの円堂守です!」
風丸「同じく風丸です」
と、このように自己紹介が始まったのだった
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年5月24日 21時