無気力女は公安のエース…？3 (ページ2)

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87話引っかかるページ2

目暮「梶塚さんから奪った例のコインロッカーの鍵や…スタンガンやタバコやライターと一緒に上着のポケットに入っていたんだが…
小銭は全部で5千円近くあったんだよ」

小五郎「ご、5千円！？」

蘭「そんなにあったら、ジャラジャラするし重いんじゃ…」

男がなんでそんなにお金を崩したのかわからない

目暮「ああ…しかも財布の中身は…1万円札が二枚と5千円札が5枚と千円札が47枚…妙だと思わんかね？」

A「…………」

顎に手を添えて考え込むが、所持品見て見ないとわからないな

安室「よかったらポケットの中に入っていた物、見せてもらえます？」

目暮「あ、ああ…」

目暮警部は鑑識さんに所持品を持ってくるように指示を出すとテーブルの上に広げた

目暮「これで全部だよ！
例のコインロッカーの鍵は高木君が今調査しているから…ここにはないがな…」

たしかに警部が言っていた所持品だ
それに、ライターと財布、なんか年季ものだな…
傷ばっか…つい……て

あれ？なんか引っかかるぞ…？

事情聴取を明日にした目暮警部は梶塚さんに身分証を持ってくるように言った

A「家に帰るんなら僕か彼の車で送りましょうか？」

梶塚「え？」

安室「ええ、近くの駐車場に停めていますから」

A「もしかしたらあの男の仲間があなたの家のそばで待ち伏せしているかもしれませんし
まあ、彼が送ると言うでしょうし…」

チラリとジト目で見ると当たり前だと言う目線を送ってきたので、さっさとしろと目だけで送った

梶塚「あ、はい…」

安室の車で行く事になり、僕はシボレーで後ろからついて行く形になった
だって、RX-7に5人も乗れると思うか？

目暮「…ところで、何で彼がここにいるんだね？
A君はわかるが」

小五郎「私の一番弟子になったんスよ」

ははは…あのプライドの高い降谷が毛利さんの下につくなんて誰が予想したのだろうか
誰も予想できないだろうね

目暮「また君の周りに探偵が1人増えたわけか…」

A・安室「また？」

目暮「君の他にもいるんだよ…最近、毛利君と一緒に現場にチョロチョロ顔を出す…若い女探偵がな…」

安室・A「へぇーー…若い女性の探偵ですか…」

僕と安室は興味津々で探偵さんの話題に食いついた
今度調べてみるか

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蘭「わぁ！Aさんの車カッコいい！」

A「フフフ…蘭ちゃんも乗るかい？
と言っても、今回は安室の車に乗った方がいい
滅多にマツダのRX-7に乗れないからね」