275話 貢ぎコース確定 ページ2
村松「いけるだろ、みっちり1週間研究したからよ」
「確かにラーメンだけど…喰った事ねー味だ」
村松「くせの強い食材ばっかで苦労したぜ、究極のバランスを求めた結果の豚骨醤油どんぐりつけ麺よ」
イトナ「村松にしては奇跡の味だ、マズさが売りのキャラが崩れる」
村松「うるせーイトナ、てめーも働け‼」
カノン「イトナー、これあそこのテーブルに！」
イトナ「わかった(即答」
村松「黒崎の犬か‼」
「他のも喰おうぜ他のも‼」
「なんだこのタマゴタケって喰った事ねぇ‼」
「テメーら‼マズイって言え、マズイって‼」
美味しいくせにマズイマズイと言う高校生にイリーナ先生が近づいていった
ビッチ「え？マズイの？あらぁ…うちの生徒の料理お口に合わなかった？」
((マブい‼))
「いやいやいや、超ウメーっス‼」
ビッチ「そーお？じゃこの柿とビワのゼリーとかいかが？私の肌と丁度同じ柔らかさよ」
「「喰うっス‼」」
ビッチ「いっそ全メニュー食べてくれたらセンセー嬉しいな〜」
「え、で、でも金が…」
ビッチ「駅前にあるわよ、A T M」
「「下ろして来るっス!!」」
ビッチ「はぁい、待ってるわ♡」
渚・カ(貢ぎコース確定した)
イリーナ先生の色仕掛けであっさりと沼にはまった高校生達は急いで駅前のATMに走った
これは結構な稼ぎになると思った
木村「山の麓で矢田が客引き、頂上にはビッチ先生、師弟コンビ恐るべしだ」
竹林「ただ…やっぱり客足伸びないね、立地のわりにはよくやってるとは思うけど」
殺「まだ1日目、勝負はこれからですよ、菅谷君のポスターに岡島君の食品写真、狭間さんのメニュー解説文 三村君の特設ホームページ、客の興味を引ける材料は揃ってます」
カノン「イトナが偵察してるけど、客の興味を引くんならA組の方が上手だよ？」
木村「うぉぉ、バンド演奏クオリティ高ぇ、こんな奴等に売り上げで勝つ手あんのか？」
イトナの偵察機でA組の店を調べると予想以上の好評だった
恐るべし、理事長の息子
「おーい、いるか渚ー⁉」
「お姉ちゃん‼」
「来てやったぞー‼」
カノン「マナ‼」
渚「さくらちゃん！ 松方さんと園の皆も‼」
いつぞやお世話になったわかばパークの皆が来てくれた
片岡「へー、付き合い続いてるんだね2人とも」
渚「うん、時々勉強教えに」
カノン「私とお兄ちゃん達は遊びとかもね」
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年7月13日 23時
