探偵の妹はヒーローです2

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『それからの10ヶ月は緑谷君を鍛えまくった
彼の肉体ではあなたが使いこなしている個性を受け止めきれないから
そして10ヶ月経った雄英高校入学テスト日、あなたは緑谷君に個性を与えた

最近のオールマイト、スピードも落ちて来てるって幼馴染が言ってましたから、半信半疑で覚えてましたけど…今回の事でよくわかりした

あなたは自分が受け継いだ個性を緑谷君に受け渡したんだって…
どこが間違ってますか？オールマイト』

オール「………………、驚いた…ここまで正確に当てて来るとは…」

『探偵ですからね、少しの証拠も目から離してはいけないので』

オール「…………、君のいう通り、私は個性を緑谷少年に受け渡した」

『…………やっぱり』

オールマイトはAに全てを語った
Aは最初は驚いていたが、オールマイトと緑谷が隠していると聞き、秘密にすると約束した

『……緑谷君は緑谷君で頑張ってるんだ、その力をオールマイトから受け継いとんだったら、これからはもっと頑張らないとね』

緑谷「うん！」

コスチュームを着直したAはリカバリーガールに向き直った

『リカバリーガール、迎えって来るんですか？』

リカバリー「そうみたいだね、子供の声で電話を受け取ってもらったからねぇ」

『こ、子供の声？』

リカバリー「そうさね、切羽詰まってたみたいだけど(ガラッ「A‼」おやおや」

『ゲーッ‼』

コナン「ッテメー何やってんだよ‼ヴィランと戦って火傷!?無茶の塊か‼」

『オ、オールマイトにも言われたから』

オール(タフネス…‼)

コナンにガミガミと叱られるAはシャッとオールマイトと緑谷のカーテンを閉めた

コナン「ったく…」

『ごめんごめん、まさかあそこでキャパオーバーするなんて…走り込みすぎちゃった』

コナン「どーせ、目暮警部からの要請で事件の資料読み込んで事件の真相を解く手伝いしてて、徹夜とかしてたんだろ」

『流石です』

縮こまるAはコナンと共に保健室を出て行った
ちゃんとリカバリーガールに治癒についてもお礼を言った後で…だ

コナン「んで？大丈夫なのか？火傷は」

『うん！もちのろん！』

コナン「早く帰んぞ」

『うん』

制服に着替えたAは小さなコナンの手を握りながら一緒に並んで帰った

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緑谷とオールマイトの会話は後日談で入れますね
Aがコナンにガミガミ怒られてる時の話です

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