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Aにそう返した主人は、《もっとも》と続けた
《ここへ来る途中の橋も同時に落としたしたから、車があったとしても逃げるのは不可能だ…もちろんここには電話はなく携帯電話も圏外…》
『あれ?さっき使いましたけど…』
《君の携帯は特殊のようだからね…圏外でも稀に使えるんだろう…》
あ、成る程と、納得したAは椅子に座りなおした
《そう…つまりこれはその財宝を捜し当てた方だけに財宝の半分を与え、ここからの脱出方法をお教えするというゲームですよ…気に入ってもらえましたかな?》
ふざけた事を言い出した主人に、Aは『呆れた…』と口を動かした
茂木「フン…虫が好かねえんだよ…てめえみたえな…面を隠して逃げ隠れする野郎は‼」
バッと顔を隠していた覆面を取った茂木
だが
《さあ!腹が減っては戦はできぬ、存分に賞味してくれたまえ…最後の晩餐を…》
茂木「マネキンの首にスピーカー!?くそ!」
毛利「だ、誰が…一体誰がこんな事を!?」
うろたえ始めた小五郎に槍田がクスッと笑った
槍田「あら、毛利さんともあろう方が知らずに来たんですの?」
毛利「え?」
槍田「ちゃんと招待状に書いてあったじゃない…「神が見捨てし仔の幻影」って…」
茂木「幻影ってーのはファントム…神出鬼没で実態がねぇ幻ってこった…」
千間「にんべんを添える「仔」という時は獣の子供…ホラ、「仔犬」とか「仔馬」とかに使うでしょ?」
大上「「神が見捨てし仔」とは新約聖書の中で神の祝福を受けられなかつた「山羊」の事…つまりこれは「子山羊」を示す文書…英語で山羊は
白馬「
手を組みながら目を細め笑う白馬にAもフッと笑みを浮かべた
毛利「な、何!?」
『おじさんも一度は耳にしたはずのその言葉…言い換えればもっとわかりやすいよ…
コナンの隣で腕を組み長い足を組んだAは頬を緩ませながら前を見ながらそう呟いた
毛利「お、おいまさか…」
蘭「まさかそれって…」
目を見開き、ガタリと立ち上がる蘭
その隣でAの言葉を聞いたコナンは、キラリとメガネのレンズを光らせ、鋭い笑みを浮かべ早くの再会を心待ちにしているかのように笑っていた
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すみれ - 白馬オチにして欲しい (2022年11月3日 19時) (レス) @page46 id: 0500a85151 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - サッカーバカさん、今のところどうですか?パスワード新しくしましたか? (2018年9月15日 20時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mayumiさん» 全然です!!!私の身勝手ですから!!!1話か2話までは出したいと思ってます! (2018年9月15日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 今日の晩か深夜にでも書いて下されば良いです。色々とプレッシャーな事を言ってしまいごめんなさい;つД`) (2018年9月15日 15時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mayumiさん» 書き間違え多いですね、自分。絶対に書きます、何が何でも書きます!!!皆さまのために、この不肖サッカーバカ、書き上げてみせます!!! (2018年9月15日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月12日 7時