探偵の妹はヒーローです2

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毛利「じゃあプロサッカー選手のレイだ、レイ‼彼はイタリア・スペイン・アメリカの３つの国でいずれも自分のクラブチームを優勝に…」

「『レイはイタリアのプレミアリーグでも優勝してるよ…』」

毛利「あ、そう…」

コナンとAに言われた小五郎は肩をがっくりと落とした

蘭「ねえ…もしかしてその指「3」じゃなくて…野球の事なんじゃないかなー…ホラ、ピッチャーが球を投げる時３つの指で握るよね？」

和葉「それやそれ！犯人はメジャーリーガーのマイクで決まりや！」

毛利「甘い甘い！マイクのチームは優勝した事ないし、野球は優勝してもベルトはもらえないんだよ！」

コナン(サッカーもそーじゃねーか…)

『おじさん、サッカーもベルトはもらえないよ』

サラリと呟いたAに蘭は苦笑いを浮かべた

大滝「ウーム…鍵になるんは右手の3本の指と左手で握られてる白いバンド…これが何の事か突き止めるんが先みたいやのォ…」

毛利「バンド？」

大滝「あれ？言わはりません？ベルトの事バンドて…」

平次「そんなんオヤジやオバハン連中だけやで…」

毛利「バンド…3…バンドー…バンドー3！そうか「坂東さん」だ‼よーし、招待客の中から「坂東」って奴を捜せば一件落着だーー‼」

ナハハハと高笑いしている小五郎の隣で大滝、服部はヒソヒソと話した

大滝「なあ平ちゃん…あの人ホンマに「眠りの小五郎」なんか？」

平次「ああ…今日は酔っ払ってるみたいやな…」

『あれが本当のおじさんだからね』

コナン(はははは…)

平次「しゃーないけどダイイングメッセージは後回しや…まずは硝煙反応を調べてみよか？」

大滝「そうやな…下のレストランにいてる客全員を…」

平次「もちろん、ずっと部屋で待たせたままのあの3人の外人もな…」

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爆豪「チッ、なんで俺がこんな事しなきゃなんねーんだよ…」

麗日「なんかあったんかなー？Aちゃん、ずっと警察と一緒におるし」

緑谷「う、うん…(やっぱりさっきの銃声って…誰か撃たれたんじゃ…)」

レストランで硝煙反応を調べ終わったA組はAに言われた通り、ひとかたまりになって行動していた

平次「どや？出たか大滝ハン」

大滝「いや、まだや…」

平次「あの外人3人は？」

大滝「一応最初に調べたんやけど反応は出えへんかった…」

『身体検査はやったんですか？』

大滝「ああ…簡単なボディチェックはやったんやけど、3人についてるあのマネージャー連中がうるそーてなァ…」

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