探偵の妹はヒーローです2

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蘭の指示に従って明かりをつけていく3人に、Aは真剣にホテルの客室を見ていた

蘭「あ、リカルドさんもOKです！」

リカルド『YES！』

レイ『ついたかい？』

蘭「はい、つきました！」

平次「よっしゃーー‼Kの字完成やーー‼」

その時だ
悪魔が微笑んだのは

ドォン‼ パリン

蘭「え？」

銃声が聞こえた途端、窓ガラスが割れた
二階の真ん中の部屋の窓ガラスが割れたので、Aはとっさに前に立っていた蘭と和葉の腕を引いた

蘭「ま、窓ガラスが…」

和葉「2段目の真ん中の部屋や…」

毛利「それに銃声も…」

リカルド「What(なんだ)？」

マイク「What happened(どうした)？」

レイ「Gun fire(銃声か)？」

3人が窓を開けて外の状況を見にきた

蘭「あ、ちょっと…」

平次「和葉！あの3人に部屋から動くなゆうとけ！」

和葉「え？」

『飯田君、A組全員を集めて点呼確認！全員いるなら蘭達と離れんな‼』

飯田「あ、工藤君‼」

マスコミがホテル内に押し寄せる中コナン、服部、Aは階段を駆け上がった

平次「あの部屋や‼」

ガチャッとドアを開け、中を確認すると…

平次「こ、こいつ…」

部屋の中には拳銃で撃たれた新聞記者のエド・マッケイが倒れていた

平次「さっきの新聞記者やんけ‼この拳銃で撃たれたんや…」

コナン「ん？左手で何か掴んでる…」

『何だ？べ、ベルト？』

ベルトを自分の左手で掴んでいるエドにAは少し考える
だが、意味がわからないのですぐに飯田達に連絡を取った

『もしもし、緑谷君？A組全員いるの？』

緑谷『う、うん…全員いるよ、それよりも工藤さん、今のって』

『あ、心配しなくてもいい…ただのイタズラだよ…すぐに戻るからみんなは一かたまりになって動かないでね？オールマイトの指示に従って動いて』

緑谷『わ、わかった…』

電話を終えたAに服部が「ええんか？」と呟いた

平次「事件のこと…言うとかんで」

『バーロー…今ここで喋ったらアイツらいらぬ心配したりするだろ？今は言わなくていい、どうせ警察が来れば否が応でも言わなきゃいけないしな』

平次「…せやな」

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