378話 予言めかしいゼロの言葉 ページ10
コナンと灰原か観覧車に向かっていると、ポケットに入れたコナンのスマホが震えた
突然コナンが立ち止まり、灰原も足を止めて振り返る
灰原「どうしたの⁉」
コナン「電話だ！もしかしたら……やっぱり……！」
スマホの着信画面には光彦の名前が表示されていた
灰原にスマホの画面を見せて、応答ボタンをタップする
コナン「光彦！お前な〜‼」
電話に出るなり叱りつけると、
『コナン君、助けて！』
光彦ではなく歩美の切迫した声が聞こえてきた
コナン「歩美か？どうした⁉」
歩美『観覧車に乗ってたら、お姉さんの具合が悪くなっちゃって……！』
コナン「何？それで彼女の容体は？」
歩美『え、えっと……頭を押さえて苦しんでるよ、何か言ってるんだけど、意味がわからなくて、光彦君がメモしてくれてる……』
光彦の機転を、コナンは頼もしく感じながら「わかった」と答えた
歩美『コナン君、お願い、早く助けて！』
コナン「落ち着け、歩美、お前達は無事なんだな？」
歩美『ううん、ゼロ君も』
コナン「は？ゼロも？」
歩美の涙ぐんだ声にコナンは嫌な予感がした
歩美『ゼロ君…様子がおかしいの、呼びかけても何も反応してくれなくて…それに…』
歩美が口ごもるとコナンは「歩美？」と声をかける
歩美『ゼロ君、お姉さんを見てすごく怖い顔になってるの』
コナン「え？」
ゼロが女を見てすごく怖い顔をしている…？
そんな事今まで一度もなかった
コナン「どんな顔だ？」
歩美『え、えっと……瞬きもせずに、お姉さんを睨みつけてるよ、握り拳作ってて、とても震えてる』
ゼロの状態がある程度わかったコナンはゼロに代わるように促した
コナン「ゼロ？」
ゼロ『…………』
コナンはゼロの無言に優しく呼びかける
コナン「ゼロ、落ち着け『うるさい、あいつ、悪い奴』え？」
突然ゼロがそう答えたのを聞いたコナンは思わず返した
コナン「悪い奴って？『あいつ、いつか透兄ちゃんに迷惑かける、Aちゃんにも、コナン君にも…色んな人巻き込む…真っ黒なカラスに喰われる』⁉」
予言めかしいゼロの言葉にコナンは震え上がった
真っ黒なカラス…きっと組織の事だろう
だがゼロがなぜその事を？教えていないはずだ
コナン「まさか」
ゼロ『カラスは近々…透兄ちゃんともう1人の人を捕まえて拷問する…でも、助けられる…透兄ちゃん、ここに来て誰かと一戦交える』
コナンはゼロの言葉を頭の隅に置いた
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年8月12日 7時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ！大丈夫です！！更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！ (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない！ (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年7月2日 22時
