373話 クイズ ページ5
阿笠「ほ〜れ、着いたぞ」
水族館の駐車場のビートルが到着すると、子供達はすぐに飛び出した
元太「行こうぜ!」
歩美「わーい、やったあ!」
光彦「待ってくださいよ、元太くーん!」
元太達に続いて走り出した光彦は、車を振り返った
光彦「灰原さん、コナン君来てくださいよ〜!」
子供達は入場口の手前で立ち止まり、巨大な観覧車を見上げた
阿笠「それで、水族館と観覧車、どっちに行くことにしたんじゃ?」
阿笠博士が尋ねると、子供達は「え〜」と顔をしかめた
元太「何言ってんだよ、博士」
光彦「両方に決まってるじゃないですか」
ゼロ「僕、どっちも行ってみたい‼」
子供達の要望を黙って聞いていた阿笠博士は、突然ニヤリと笑った
阿笠「では勝負じゃ!これから出すクイズに答えられたら両方連れて行ってやろう」
やったぁ!と子供達は喜び、灰原とコナンは白けた顔で阿笠博士を見た
灰原「結局それがやりたかったのね」
コナン「全く飽きもせず……」
阿笠「それでは第1問!」
阿笠博士が得意げに人差し指を立てると、
コナン「まさか何問も出すつもりじゃねぇだろーな」
灰原「一問だけにしときなさいよ、じゃないとゼロ君が楽しみにしている初めての観覧車や水族館に行く時間がなくなるんだからね」
ゼロ「そうだよ‼ 僕初めてなんだよ‼」
コナンと灰原はちくりと釘を刺した
それに便乗するようにゼロもプリプリとした態度で言い返す
途端に阿笠博士が残念そうな顔をする
阿笠「仕方ないのぉ……ではゆくぞ!その色を混じりっけなしに塗り込んでいくと、変身してしまうものは次の四つのど〜れじゃ」
阿笠博士は指を4本立ててニヤッと笑った
阿笠「1,赤色、2,青色、3,茶色、4,黒色」
子供達はう〜ん…と考え始めた
ゼロ「混じりっけなし……」
光彦「塗り込むと変身する色ですか……」
元太「あ〜全然わかんねぇよ〜!」
元太が頭を抱え込むと、阿笠博士がグッフフフフ……とほくそ笑んだ
見かねた灰原が「博士!大人気ないわよっ」と睨む
ゼロ「それが阿笠博士だから仕方ないよ」
嫌味ったらしい言い方でゼロはもう両方行けないと思ったのか、明後日の方向を見ていた
コナン「色を言い換えりゃ、少しはわかりやすくなるんじゃねーか?」
コナンがヒントを出すと、阿笠博士は慌てて止めた
阿笠「これこれ、コナン君は参加しちゃいかん」
歩美「言い換えるの〜?」
光彦「う〜ん……」
ヒントを得ても子供達はピンと来ないようだった
すると、灰原が「例えば」と口を開く
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!がんばります! (2018年8月12日 7時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ!大丈夫です!!更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!更新遅くてすみません! (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね! (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない! (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年7月2日 22時