372話 大観覧車を見つめる者 ページ4
光が創り出す幻想的な光景に歩美と光彦、ゼロはすっかり魅せられてしまったようだった
歩美「この観覧車乗ろー!」
光彦「いいですね〜!」
ゼロ「僕、観覧車って初めてだから乗ってみたい‼」
スマホを切ったコナンは呆れた顔で光彦を見た
コナン「水族館に行くんじゃなかったのかよ」
光彦「両方行けばいいんじゃないですか、ねぇ?」
歩美「うん!」
ゼロ「僕も行きたい‼」
歩美とゼロが笑顔で頷くと、助手席の元太が「おう!」と振り返った
元太「いいな、両方行こうぜ〜!」
灰原「博士、チケット代よろしくね」
灰原の言葉に阿笠博士は「い"い"っ!」と素っ頓狂な声を上げた
緩いカーブを進み、やがて大観覧車の巨大な車輪が見えてきた
元太が「うわぁ〜‼」とフロントガラスに顔を近づける
元太「でっけーのが見えてきたぞ〜‼」
光彦「本当ですね‼」
歩美「すっご〜い‼」
光彦と歩美も身を乗り出し、大きな車輪を見つめた
阿笠「あと5分もせんで着くぞ」
阿笠博士が言うと、子供達は「やった〜!」と両手を上げた
ーーーーー
ーーー
ー
落下事故が起きた倉庫街に現れたプラチナブロンドの美女、ベルモットは、コンビニの駐車場の金網の向こうにボロボロになったジャケットを見つけた
持ち上げると、水に濡れてずっしりと重たい
ジャケットを持ったベルモットは周囲を見回した
金網には何枚かポスターが貼られ、そのうちの1枚は東都水族館の大観覧車が写ったポスターだった
ベルモットはジャケットを両手で持ち、広げてみた
すると、ジャケットからパラパラとガラスの破片が落ちた
ふと前を見るとガラスの破片が細い路地に点々と落ちている
ベルモットはジャケットを捨て、路地の奥へと走り出した
路地の先に広がる海の向こうには、東都水族館があった
青空の下には巨大な観覧車がそびえ立っている
足を止めたベルモットは、険しい顔つきでその大観覧車を見つめた
その頃_____。
A「いでででで!」
降谷「大丈夫か?」
A「んなわけっ…!あるかぁ…いででで‼」
降谷「大丈夫そうだな」
A「鬼ィ‼」
降谷宅でAと降谷は家で休んでいた
と言っても、少しの間家での待機となった
その間、腰を痛めたというAの腰をマッサージしている降谷はどんどん腰のツボを押していく
降谷「どうだー?」
A「どうだー?もくそ…もっ…‼ いっだー‼ ふざけんなっ‼ やめろ‼ ゔがああああ‼」
降谷の家の中でAの叫び声が響き渡るのだった
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!がんばります! (2018年8月12日 7時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ!大丈夫です!!更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!更新遅くてすみません! (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね! (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない! (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年7月2日 22時