390話 ラムの命令 ページ27
ジン「追えっ！」
扉のそばで投光器を持っていたウォッカが走り出ていき、ベルモットも駆け出した
その時、ベルモットのスマホが鳴った
足を止めてスマホの画面を見る
ベルモット「‼」
外された手錠を床に投げたジンは立ち上がり、膝をついている怜奈に銃口を向けた
ジン「悪いな、キール ネズミの死骸を見せられなくて だが寂しがる事はない 時期にバーボンもお前の元へ送ってやる」
間近で銃口を突きつけられた怜奈は、ジンを睨みつけた
ジン「あばよ、キール……」
ジンが引き金にかけた人差し指に力を込めた時、「ジン！待って‼」と、扉の近くでスマホを耳に当てたベルモットが叫んだ
ベルモット「撃ってはダメ！ ラムからの命令よ」
ジンに告げると、ベルモットは二言三言会話をし、「……はい、了解しました」と電話を切った
ベルモット「キュラソーからメールが届いたそうよ 2人は関係なかったと……」
ジン「記憶が戻ったのか？」
ジンが驚いていると、銃口を向けられた怜奈は薄笑いを浮かべた
水無「とうやらこれで私達の疑いは晴れたようね さっさとこの手錠を外してもらおうかしら」
ジンは怜奈を睨みつけた 苛立ちで銃口が震える
すると、ベルモットが「ダメよ」と言った
ベルモット「ラムの命令には続きがある 届いたメールが本当にキュラソーが送ったものか確かめる必要があると……」
怜奈「まさかその確認が取れるまで、私をここに縛り上げておくつもりじゃ…」
怜奈は近づいてきたベルモットを見た
ベルモット「どうする？ ジン、警察病院からの奪還となると、かなり厄介になりそうだけど」
ジン「案ずる事はねぇ オレの読みが正しければ、そろそろ動きがあるはずだ」
ジンはニヤリと笑うと、スマホを取り出して電話をかけた
キャンティに連絡を取り終え、ジンは2人を連れて倉庫街を後にした
しばらくしてから、カタリと物音がした
怜奈はピクリと反応すると、入り口付近に目を向けた
「……水無怜奈…だね？」
水無「‼ 久しぶりね…煤城さん」
A「大丈夫？ その傷…」
水無「大した事ないわ、それよりもここにいては危険よ…いつ奴等が「その事に関しては大丈夫だ、奴等は今はもうここよりめちゃくちゃ離れた道を走ってるからすぐには帰って来れない」流石ね」
Aはハンカチを取り出し怜奈の肩口に止血をした
きつく締めたので怜奈は少し顔をしかめた
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年8月12日 7時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ！大丈夫です！！更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！ (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない！ (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年7月2日 22時
