386話 ゼロの訪問者 ページ23
赤井さんの車に乗って早5分、僕は赤井さんの携帯を借りてコナン君に連絡を取っていた
A「うん、怪我の事なら心配いらないよ、今日の夕方に退院してるから…うん、だから…過保護だな…君も」
いつも以上に過保護になるコナン君に僕は頬が緩んだ
コナン『無茶しないでよ‼ 安室さんの事は赤井さんに任せて、Aさんは怪我の事「彼を助けに行くから」ちょ、え⁉』
一方的に電話を切ってから僕は赤井さんにスマホを返した
赤井さんはフッと笑って
赤井「そんなに安室君を愛してるのか？」
A「…貴方って、本当にあいつと同じでクサイ事言いますよね」
赤井「そうか？」
どうせ、明美さんにもそんな風に言ってたんだろ
あんだけ愛した人…とかいるわけないだろうし
赤井「安室君も大変だな」
A「そいつの相手をしている僕の方が大変です」
NO side
ゼロ「……」
警察病院のある一室に予言めいた発言をして気絶したゼロはベッドの上でスヤスヤと眠っていた
そんなゼロの病室に、1人の少年が入ってきた
「…………」
「安心しろ、修也 眠っているだけだ」
修也と呼ばれた少年は、ゆっくりと振り返った
青と黄色をベースとしたジャージを身にまとい、肩からは緑のスポーツバッグを下げ、手にはサッカーボールを持っていた
「……父さん、この子は」
「断定はできんが、恐らくお前が昔世話になった彼女の連れだろう、その彼女は先程病院を飛び出したらしいがな」
「…確か名前は」
「A君だ、お前が怪我をした時、稲妻病院に運んでくれた」
「Aさんが…俺前に会ったのに…」
「あの時のお前は小さかったからな…それに人見知りもあったから余計覚えてなかったんだろう、仕方ない事だ」
男性は病室に入り眠るゼロの頬を優しく触れた
ゼロは頬を撫でられほんの少しだけ頬を緩ませた
「修也、この子が目覚めるまでそばにいてやってくれないか？ 今この子の親はいないから、今だけそばにいてやってくれ」
「わかりました」
男性は病室を静かに出た
「……俺があの人に助けてもらえたように、今度は俺が助けるんだ…」
ゼロの頬をゆっくり優しく撫でたのは…豪炎寺修也だった
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年8月12日 7時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ！大丈夫です！！更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！ (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない！ (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年7月2日 22時
