384話 会いたかった人 ページ21
ベルモット「じゃあどうやって接触するつもり? あの人は厳重な警備の下、面会謝絶よ それとも貴方ならあの人に簡単に会えるのかしら? 例えば警察に特別なツテがあるとか」
安室「さっきから何の話をしているんですか? 僕は早くAの病室に行きたいんです、そこを退いてくれませんか?」
あくまでしらを切る安室に、ベルモットは「まあいいわ」と追及をやめた
ベルモット「大怪我をした私のangelの勇気を称えてこれ以上は聞かないわ 立ち話も何だし、場所を変えましょう」
そう言って左腕にかけたジャケットを少しずらす
ジャケットの端から銃の先に付けるサイレンサーが見えた
安室「……それが組織の命令だというのなら、仕方ありませんね」
銃を突きつけられた安室は、言われるままに自分の車に乗り込んだ
その時
安室「‼ 」
A「‼」
病室の窓からこちらを見ているAと目が合った
どうやら目を覚ましたのだろう 安室はホッとした
ベルモット「あら、angelも目が覚めたのね」
安室「その様ですね」
ここまで来たのに顔を見ずに行かなくて良かったと思った安室は窓からこちらを見ているAに柔らかい笑顔を見せる
Aはその笑顔を見た途端、窓から離れた
多分、こちらに来る気なのだろう
だが、安室はそれを見た途端ベルモットを乗せ車を発進させた
バス停から少し離れたところで車を停めていた赤井は、病院の駐車場から出てくるRX-7を確認した
赤井「‼」
安室の車の助手席にベルモットの姿が見えて、赤井はクッ……と唇を噛んだ
すると、病院の玄関からAが息を切らしながら走って出て来たのだ
赤井「乗れッ‼」
A「‼ はい‼」
Aはすぐに赤井の車に乗り込んだ
Aside
蜜名姉さんは家に帰ると言って病院を後にした
僕は雲ひとつない青空車をぼーっと見ていた
すると、2人の男女が駐車場にいるのに気づいた
1人はプラチナブランドの髪の長い女性で見た事あるような髪だった
男の方は…僕がずっと会いたかった人だった
降谷だ
ベルモット…だろうか 相手はジャケットの端から銃の先を少しだけ見せて降谷を車に乗るように促した
A「やばい‼」
ガタリと立ち上がると、立ち上がった衝撃で右肩に鋭い痛みが走った
A「〜〜ッ‼」
声にならない声を上げる
痛みに耐えながら駐車場を見ると、2人が車に乗り込んでいるのが見える
A「降谷…‼ こっち向け‼」
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!がんばります! (2018年8月12日 7時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ!大丈夫です!!更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます!更新遅くてすみません! (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね! (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない! (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年7月2日 22時