380話 大丈夫 ページ12
降谷「おい、この時間にはかけるなと『降谷さん‼』なんだ」
切羽詰まった声で俺の名前を呼ぶ風見の様子がおかしい
風見『い、急いで警察病院に！』
降谷「は？」
言っている意味がわからない
風見『Aさんが…Aさんが‼』
降谷「落ち着け風見、何があった」
風見『落ち着いてられるわけありません‼ Aさんが…拳銃で撃たれたんです‼』
降谷「………………は？」
風見から聞かされた言葉に俺はスマホをガシャーンと落とした
風見side
降谷さんはすぐに来ると言ったが、ここから1時間もかかる警察病院にどう来るのか鳥肌が立つが、今はそれどころではない
ウィーンと自動ドアが開いた
医師が出てきた
風見「あ、あの」
医師「先程運ばれた彼女の容体ですね？」
風見「は、はい」
手術室から出てきた医師は真剣な顔つきになった
医師「なんとか弾は摘出しましたが、意識が戻る見込みは今のところありません
出血も多かったので、今すぐには目が覚めません」
風見「そうですか…」
医師の言葉に下を向いた
すると、医師は
医師「ですが、彼女の体力には心底驚きましたよ、
あんなに出血があったにも関わらず、よく持ちこたえてくれましたよ…あれだけの力があればすぐに目が覚めますよ」
風見「！ありがとうございます‼」
ニコリと笑った医師にお礼を言い降谷さんに連絡を入れる
風見先程弾の摘出が終わりました。意識が戻る見込みは今のところないとの事ですが、Aさんの体力的にもすぐに目がさめるかもしれないとの事です。
そう送るとすぐに既読がつく
降谷そうか、わかった
素っ気ないですよ…‼
Aさんが目を覚ました時に貴方の顔を一番見たいに決まってるじゃないですか‼
そう思ったが、心の中に留めておいた
降谷side
風見からの連絡でAの手術が成功したと聞いた時、心底ホッとした
アイツが死んだら…俺も後を追うように死ぬだろう
アイツがいない世界なんて耐えられない
降谷「…ごめんな」
アイツの病院に向かうのではなく、俺は組織の仕事に取り掛かる事にした
コナンside
水族館からおっちゃんとタクシーで帰っている途中、博士に連絡する
コナン「博士っ、まだ子供達と一緒か？」
阿笠『ああ……今ポアロでお茶をしとったところじゃ』
ナイスタイミングだな
コナン「じゃあ聞いて欲しい事が」
阿笠『それよりも、あの女性とゼロ君は大丈夫じゃったか？』
恐らく子供達に聞いてくれとせがまれたんだな
俺はフッと微笑んだ
381話 二人の公安警察の連絡が途絶える→←379話 ゼロの思考と鈍い音
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サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年8月12日 7時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 遅くないですよ！大丈夫です！！更新楽しみにしてますね♪`∀´ (2018年8月11日 21時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - *ひな*さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！ (2018年8月4日 17時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - が、頑張ってくださいね！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 甘え方とデレ方本当にわかんないです、最後の方にもちょこっとデレ方入れようと思います デレ方本当にわかんない！ (2018年7月18日 10時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年7月2日 22時
