278話 愛されてますね ページ10
園子「ここはあんたとAさんにラケットをぶつけた…」
「ウチの別荘よ！ごめんなさい、汗で手が滑っちゃって…」
「だから言ったのよ！グリップテープをちゃんと巻いておきなさいって！あんた汗っかきなんだから…」
2人の女性が扉付近に立っていた
向かって右側が桃園琴音さん、左側が梅島真知さんだその後に石栗さん、高梨さんと男性が2人入ってきた
石栗さんについては僕達がラケットにぶつかったところをムービーで撮ってネットにアップすればよかったとほざいた
本人は冗談のつもりだったらしいが、高梨さんはキレまくっていた
それを桃園さんと梅島さんが止めた
石栗「じゃあ少年と女性も無事だった事だし…皆さん俺らと団体戦やりません？
丁度男女が4人ずつだし…」
小五郎「俺は構わねーが…」
安室「まぁ試合も練習の内ですし…Aさんは？大丈夫でしたら交代制で「僕パス…」え？」
A「最近寝不足でさ…動ける気がしないし…さっきの殺人級のサーブ見て体思うように動かないし」
安室「そ、そうですか…」
申し訳なさそうにする降谷の頭をわしゃわしゃと撫でてペイっと押した
乱れた髪を整えながら僕の顔を不貞腐れながら見ている降谷なんか知ったこっちゃない
ダブルスをするのはお昼を食べてからということになり、お昼を食べていない僕らは怪我のお詫びという事で冷やし中華をご馳走になる事になった
蘭「じゃあ私達は昼食のお手伝いするから、コナン君とAさんはここで待っててね！」
コナン「ねぇ蘭姉ちゃん！ボクとAさんをここに運んで来てくれたのって…もしかして…」
A「大方、安室だろ…医者が来るまで僕らの処置も的確にして」
蘭「はい！とても頼もしかったんです！」
コナン「ふーん…」
物珍しい顔つきで降谷を見るコナン君
その隣でジト目で降谷を見る僕、誰からどう見ても助けてもらった人に対して向ける視線ではないのはわかるだろう
蘭「あ、そうだ！Aさん！」
A「？」
コソッと蘭ちゃんが耳打ちをして来た
それは
『安室さん、無意識だと思いますけど、Aさんの事呼び捨てにしてましたし、壊れ物を扱うような手つきでAさんを抱き抱えてましたよ！』
A「_____え」
愛されてますね！と言い残してキッチンに向かう蘭ちゃんの後ろ姿をボーッと見てから毛利さんと談笑する降谷を見た
安室「？大丈夫ですか？」
A「あ、え、あ、うん」
安室「？」
ドクドクと鳴る心臓を必死に抑えながらゼロを抱きしめた
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サッカーバカ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます！更新スピードが速いので、皆様にご迷惑をおかけしていると思いますが、これからもよろしくお願いします (2018年6月26日 21時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分も思います！(T-T)こんな男子いたら…！友達にそんな優しい人いないんですけどね (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - うんうん、いい子 作者さん頑張って下さい！ (2018年6月26日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
けんP - 快斗くん凄く良い子…(´；ω；`) (2018年6月26日 20時) (レス) id: 20e1749555 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分もです、主人公達の行動とか書けなくて…めちゃくちゃ悔しいんですよね (2018年6月26日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年6月19日 22時
