290話 過冷却水 ページ22
コナン「水が凍るから…氷って言うのかなぁ?」
小五郎「知るかよんな事!」
横溝「水が凍るといえば…琴音さんが飲んでいたというスポーツドリンクも凍っていたそうですが…やはりあの中に鍵を…」
園子「無理無理!言ったでしょ?私もそのドリンク飲ませてもらったけど、ほとんど凍ってて中身がなかなか出てこなかったって…」
横溝「じゃあ凍らせる前に鍵を入れたとか…」
蘭「だったらペットボトルの外から透けて見えてると思います…鍵は重いので…でも、私もそのドリンクを冷凍庫に戻してって頼まれました…けど…そんな鍵、ありませんでしたよ?」
コナン「だったらさー、鍵を入れた途端に凍っちゃうような…魔法の水があればできるかもね!」
大ヒントじゃないか!
事件早期解決の為なら仕方ないが、これで気付かない降谷じゃないだろう
小五郎「バーカ!そんなマンガみてーな水があるわけが…」
安室「ありますよ…過冷却水…水が凍るはずの凝固点、零度以下になっても氷にならないで液体のままでいる水の事…振動などの刺激を与えると急速に凍り始める…ですよね?Aさん」
A「あ、ああ…作り方は、均一に冷えるようにペットボトルをタオルで巻き、マイナス5度ぐらいの冷凍庫に4、5時間寝かせるだけ…振動を与えるとペットボトルの表面にそって上の方から凍り始めるので…前に安室と作った事があるので間違いないですよ」
蘭「え、Aさんって、安室さんと話したのって最近なんじゃ…」
A「ま、まぁ…細かい事はいいじゃないか…」
目が点になりながら答えると降谷がバカだと目で言ってきたので黙って足を蹴ってやった
A「恐らく琴音さんは過冷却になったスポーツドリンクの中に鍵を入れて振動させ、上の方が凍ってからひっくり返して…鍵をドリンクの中央に寄せてから全体を凍らせて、園子ちゃんに飲ませたんだよ
スポーツドリンクは薄い色が付いてるし、ジェル状に凍るから中の鍵は見えなかったってわけさ…」
横溝「じゃあそのスポーツドリンクを溶かせば…」
安室「ええ…出てくるでしょうね…琴音さんが石栗さんを殺害したという痕跡がね…」
いいとこ持っていかれた
ってか、痛がってた本人がなんで復活してんだ?
梅島「そ、そんなの出てきてから言いなさいよ!」
高梨「もしも出てこなかったらあんたら…」
桃園「ダメよ…」
桃園さんは犯行を認めた
犯行の動機は同級生だった瓜生さんの死だった
石栗さんが見ていたにも関わらず助けなかった事に桃園さんは怒りを覚え犯行に及んだそうだ
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新スピードが速いので、皆様にご迷惑をおかけしていると思いますが、これからもよろしくお願いします (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分も思います!(T-T)こんな男子いたら…!友達にそんな優しい人いないんですけどね (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - うんうん、いい子 作者さん頑張って下さい! (2018年6月26日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
けんP - 快斗くん凄く良い子…(´;ω;`) (2018年6月26日 20時) (レス) id: 20e1749555 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分もです、主人公達の行動とか書けなくて…めちゃくちゃ悔しいんですよね (2018年6月26日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年6月19日 22時