285話 真相を掴んだ ページ17
「それと、血の付着した銅製の花瓶の形と遺体頭部の傷は一致したんですが…なぜか花瓶の中に水が入っていたそうで…」
コナン・A(水？)
横溝「なんで凶器に水が…？」
なんで銅製の花瓶の中に水が？
あの花瓶には花は生けてなかったし…
「ちなみに死亡推定時刻は遺体発見の2、3時間前だそうですが…」
「その時の室温の状態によっては、前後30分程度ズレる可能性もあると…」
安室「皆さんと一緒にキッチンで昼食を食べたのが、遺体発見の3時間ぐらい前ですから…一応あの3人全員に犯行の機会はありそうですが…」
小五郎「お前…犯人見てねーのかよ！？ずっと部屋ん中にいたんだろ？」
コナン「ぐっすり寝てたから…(昨夜、夜更かしして小説読んでたしな…)」
A「どーせ、昨日発売された探偵物の小説でも読んでたんだろ？」
コナン「う、うん」
しゃがんでジト目で見ているとコナン君は図星をつかれたように頭をかいた
A「仕方ないよ、その小説読めば読むほど楽しいからね…僕も昨日読みふけっていたよ」
安室「ほぉー？それはどういった内容の？」
A「あ、いや…」
ゼロを抱き抱えながら僕を睨み込んでくる降谷に弁解するように立ち上がり引きつらせながら笑っていると
安室「今夜じっくりと訳を聞こうか…」
はい、終わったね
僕が死んでいるにも関わらず蘭ちゃん達は話を進める
蘭「じゃあ私と園子があの部屋に冷やし中華を持ってったのも覚えてないよね？」
コナン「う、うん！寝てたと思う…」
A「僕の冷やし中華は？」
安室「ゼロと僕で半分にして食べた」
A「最低だな(チッ…朝から食べてないのに)」
冷やし中華を恨みつつも蘭ちゃんの話に耳を傾けた
園子「そーいえば蘭…あの時妙な事言ってたわよね？
『そだね！この部屋のクーラー効いてるみたいだし…』
何でそんな事わかったの？部屋の外にいたのに…」
蘭「だって足の指先がひんやり涼しかったもの！扉の下って隙間があるから、きっとそこから冷気が漏れ出てたんだと思うよ！」
あれ？確か真知さんも同じような事を…
コ・A「！！(なるほど、そういう事か…形を留めない物質を巧みに利用して…あの人は密室を完成させたんだ…雪の中で息絶えた…仲間の無念を晴らす為に…)」
真相がわかって僕はニヤリと笑みを浮かべた
すると、降谷が目でこっちに来いと訴えてきた
A「どーした？」
安室「真相にたどり着いたのか？」
A「…さあね」
安室「は？」
よし、冷やし中華の恨み←
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サッカーバカ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます！更新スピードが速いので、皆様にご迷惑をおかけしていると思いますが、これからもよろしくお願いします (2018年6月26日 21時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分も思います！(T-T)こんな男子いたら…！友達にそんな優しい人いないんですけどね (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - うんうん、いい子 作者さん頑張って下さい！ (2018年6月26日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
けんP - 快斗くん凄く良い子…(´；ω；`) (2018年6月26日 20時) (レス) id: 20e1749555 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分もです、主人公達の行動とか書けなくて…めちゃくちゃ悔しいんですよね (2018年6月26日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年6月19日 22時
