282話 安室の頭の回転 ページ14
A「な、何か?」
横溝「いえ、貴方一体…」
A「あ…自己紹介が遅れましたね…僕は煤城Aです、警官です」
横溝「えぇ!?そ、それは失礼しました!」
A「そんなにかしこまらないでください」
コナン「Aさんは公安警察なんだよね!」
A「コナンくーん?今そこで言うと横溝警部がたじたじになるから言わなかったんだけど?」
コナン「ご、ごめんなさいσ(^_^;)」
案の定、横溝警部はペコペコと頭を下げまくって僕はそれをやめるように言うのに必死だった
それから部屋を出て、廊下に出た
小五郎「何ィ!?密室殺人だと!?遺体が扉を塞ぐように倒れてたのに何で殺人なんだよ!?」
横溝「え?あ、でも…部屋の中にいたコナン君が…大きな音がしたすぐ後に遺体や花瓶に触ったけど、どちらの血も乾いていたと…」
小五郎「音のすぐ後かどうかわかりゃしねぇぞ?
このボウズ、脳しんとうでボーッとしてたし…それにその音、本当に花瓶が落ちた音かもわかりゃしねぇし…だいたい密室を作るような知能犯がそんなすぐにバレる犯行をするわけが…」
ムカつく…僕が反論しようと口を開けた途端、降谷によって遮られた
安室「犯人にとって…2つと大きな計算違いが生じたからではないでしょうか…1つ目はコナン君が部屋の中で毛布にくるまって寝ていた事と…もう一つは鍵のかけられたその部屋の扉を僕が開けてしまった事…
この2つがなければなかなか部屋から出てこない石栗さんを、隣の部屋のベランダを伝って窓越しに発見し…呼んだ警察が窓を破り部屋の中に入る頃には、この暑さですから血が乾いていたとしても不自然ではありませんし…
たとえ発見した直後に誰かが窓を破って入ったとしても…注目されるのは血の乾き具合よりも石栗さんの生死のみ…後で来る警察には頭から血を流して扉の前に倒れていたと伝えるだけでしょうから…
お手柄だね、コナン君!」
コナン「う、うん…」
頬を吊り上げたコナン君は降谷に貼り付けた笑みを見せた
さ、さすがゼロだ…観察眼もよければ頭の回転さも半端なく早い
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話を聞き終わり全員の話を整理する
まず桃園琴音さん
彼女は石栗さんの部屋に行って昼ご飯がいるかどうか聞いたが本人はアイスケーキがあるからいいと言って断ったので、そのままキッチンに向かって冷やし中華を蘭ちゃん達と作り始めた
で、お昼を食べた後に蘭ちゃん達とシャワーを浴びた
僕、お昼食べたっけ??
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サッカーバカ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新スピードが速いので、皆様にご迷惑をおかけしていると思いますが、これからもよろしくお願いします (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分も思います!(T-T)こんな男子いたら…!友達にそんな優しい人いないんですけどね (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - うんうん、いい子 作者さん頑張って下さい! (2018年6月26日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
けんP - 快斗くん凄く良い子…(´;ω;`) (2018年6月26日 20時) (レス) id: 20e1749555 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分もです、主人公達の行動とか書けなくて…めちゃくちゃ悔しいんですよね (2018年6月26日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年6月19日 22時