281話 密室殺人 ページ13
横溝「密室殺人！？これがかい？」
コナン「うん！」
あの後、降谷が呼んだ警察がすぐに来て石栗さんの部屋に入ってきた
ドアは開かないのでベランダから梯子を伸ばして入る
コナン「入り口の扉は石栗さんの遺体でふさがってるし…窓も全部鍵かかってたもん！」
横溝「コナン君…毛利さんの影響でミステリー好きなのはわかるけど…テニスウェア姿の遺体の尻の下のラケットには…何かにぶつけたような傷が付いていて…遺体の頭のそばにある棚にも似たような傷があり…その棚に遺体の肩口に被さっている銅製の花瓶が置いてあったとなると…」
横溝警部は状況を整理しながら自分の推理を教える
横溝「部屋で素振りをしていま石栗さんの手が滑り、飛んだラケットが棚にぶつかり…落ちたラケットを拾おうとした所にラケットがぶつかったショックで、ぐらついた花瓶が石栗さんの頭に落下…
その後もがいて仰向けになり扉の前で息絶えたと考えた方が…「でもさ」」
それには不自然な点がいくつかある
A「それならラケットはもっと棚のそばに落ちているはずだし…もがいて仰向けになったんなら、こんな重そうな花瓶、肩に載ってないんじゃないか？それに、仰向けにになっている暇があるなら助けを呼ぶだろうし…それに、棚の真下の床に花瓶が落ちた時にできたような大きなヘコミが残ってるし…」
コナン「うん！ボク、「ドン」っていう大きな音で目が覚めたけど…あれが花瓶が落ちた時の音なら絶対事故じゃないよ！」
横溝「え？何で？」
コナン「だってボク、その後すぐに…遺体や花瓶に触ってみたけど…どっち付いてる血も乾ききってたから、音がする前に石栗さんはもう亡くなってて…元々血が付いてた花瓶が棚から落ちて来たって事だよね？」
横溝「た、確かに…」
コナン君と僕の推理に納得しながらいる横溝警部
もうちょっとしっかりしてくれ
コナン「その大きな音、この別荘にいた他の人達も聞いたみたいだから確かめてみれば？」
横溝「し、しかし…だとしたら血の付いたこの花瓶…何で落ちたんだい？」
コナン「さぁ…」
横溝「それにこの太った石栗さんの遺体を、床に跡も付けずにどうやって扉のそばに…？」
そこが引っかかる…まだ引っかかる点はあるけど
A「……それはまだわからないけど…それをやったのは石栗さんと一緒にこの別荘に来てて…今、扉の向こう側にいる…あの3人の中の誰かだって事は…間違いないよ」
と、横溝警部を見てみると僕の顔をじっと見ていた
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サッカーバカ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます！更新スピードが速いので、皆様にご迷惑をおかけしていると思いますが、これからもよろしくお願いします (2018年6月26日 21時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分も思います！(T-T)こんな男子いたら…！友達にそんな優しい人いないんですけどね (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - うんうん、いい子 作者さん頑張って下さい！ (2018年6月26日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
けんP - 快斗くん凄く良い子…(´；ω；`) (2018年6月26日 20時) (レス) id: 20e1749555 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - けんPさん» 自分もです、主人公達の行動とか書けなくて…めちゃくちゃ悔しいんですよね (2018年6月26日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年6月19日 22時
