136話 いつか巻き込んでしまう ページ7
凛夜「ありがとう…Aを助けてくれて…君は勇敢なる探偵さんだ
警察官として礼を言うよ」
ありがとう…と頭を下げた凛夜にコナンは慌てて「顔を上げて!」と言った
蜜名「ごめん…私がもっと注意してたら」
秋夜「いや、蜜名姉さんのせいじゃない、これは俺達の問題だ
今回でこの騒動を終わらせるんだ」
凛夜「だなっ!Aには早めに彼氏作って貰わねーと
アイツじゃなく…大切な人を…」
アイツとはきっと仁那の事だろうとコナンは直感した
多分、2人がAとくっついて欲しいと思っているのは安室だろう
コナン「アイツって…仁那って人?」
凛夜「!、知ってるの?」
コナン「うん、ボク、ニュースで見た事あるよ
確か時金家の前当主が亡くなったから急遽現当主の時金仁那って人になったんだよね」
凛夜「よく知ってるな…でもな、コナン君
もし、この事件に関わる事になった時……これだけは覚悟して置いてくれ」
と、真剣な眼差しになった凛夜にコナンは息を飲んだ
凛夜「…何があっても、どんな事が起きても…決してAを嫌わないでくれ
アイツは脆いんだ、誰でも自慢の刃を掲げているだろ?
でも、アイツの刃は今脆いんだ
研ぐ事ができない状態…だからそんな脆い刃で戦うアイツを…嫌わないでくれるかい?」
コナン「うん!ボクAさんが大好きだもん!優しくて立派な人だもん、嫌うはずがないよ」
と、笑って見せると凛夜と秋夜は驚いて目を見開きふっと微笑んだ
凛夜「この世が…君のように優しくていい子なら…この世は戦や争いが起きないのにな…」
秋夜「純粋な子ほど、この世を大きく変えてくれるよ」
2人の顔にコナンは疑問を浮かべながら病室を出た
蜜名「良かったの?」
秋夜「…いつかは…あの子も巻き込んでしまうだろうからな…」
凛夜「あの人間嫌いのAが……唯一初めて協力者を持ったんだ…いつかは…」
「「いつか巻き込んでしまう」」
蜜名(わかってるんだ…2人とも…Aの記憶が戻ったら何が起こるのか)
病室に残された者達は不穏な空気に包まれた
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一刻も早く犯人を捕まえなければAの命が危ない____そう思ったコナンは、佐藤が撃たれた現場である米花サンプラザホテルを訪れた
エレベーターで宴会会場がある15階にあがり、ロビーを歩いていく
コナン(あの時、ホテルに残っていた人達は全員、硝煙反応が出なかった
硝煙反応を出さずに拳銃を撃つのは本当に無理なんだろうか……?)
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サッカーバカ(プロフ) - Vermutさん» ありがとうございます!イナズマイレブン出しました!といっても、これからちょくちょく入れようかなーっと思ってるのが自分です笑笑 (2018年6月10日 11時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 続編おめでとうございます!!とうとうイナジャパメンバーが…!! 今後も楽しみにしてます!! (2018年6月10日 10時) (レス) id: d3f0b80636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年6月5日 19時