仮交際 S.shori

仮４ ページ5

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勝「学校見えてきたね」
















『ほんとだ、』




なんかいつもより早く感じたのは気のせいかな







『そういえば、勝利くんって何組なの？』









勝「2組だよ」





...隣だったのか





人に興味無さすぎて知らなかった









というか、さっきから




『見られてない？』






勝「見られてるね」






周囲の目線があついです








キャーって声、悲しむ声、雄叫び(？)







「高嶺の花、清水さんがぁ、、」






「うちらの勝利くんがぁ、、」









なんか、ごめん








この道中も手は繋がれたままで




私の顔はずっと火照ったまんま









勝「今日、一緒にご飯食べない？」






『うん、じゃあまたあとで。』







ちゃっかり約束までしちゃったよ







告白されることはあっても仮とはいえ付き合ったことなんかなかったから一つ一つに慣れないし、ドキドキが止まらない








手繋ぐとか...キャパオーバーです





男の子の手ってしっかりしてたなぁ









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shori side


昨日Aちゃんと会ったばかりで




仮交際が始まったけど、






俺心臓もつかな(笑)







今まで俺の周りの女の子は香水ガンガンで、猫なで声のぶりっ子ばっかりだった。









それに、俺に告白する女の子はたいてい容姿目当て








だからこそ、昨日Aちゃんをみて俺と同じかもって思った









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手なんか繋いだことなかったけど





女の子の手って柔らかい...









って、変態みたいじゃん俺

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