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「な、んで…。」
俺の言葉なんて聞こえてないみたいで、そのまま引きずられるように俺たちは体育館を後にした。
保健室について、ベッドに放り投げられる。
「いった…っ」
なにするんだ、と文句を言おうと口を開こうとした瞬間
ドサッ…
目の前の世界が急に変わって、映ったのは
_______________ギラギラした瞳を向ける入江。
「なぁ、あれ、なんなの?」
いつもの冷静な入江とは違って、言葉の端々に怒りが滲み出ていて。
「あれ…って、なんだよ…。」
怖くなったが、さっきまでの入江の反応を見ていたらなんで怒っているのかなんて分からなくて。
思わず反抗的な態度をとった。
俺の言葉聞いた入江は、冷たく口角をあげて笑う。
「…はっ、とぼけんなよ。堂々と恋人の前で他の男に抱きつきやがって…。」
「…!違う、あれは……っ、ひぁっ!!」
あれは、ただ転んだだけだ、と弁解しようとすると服の中に入江の手が入ってきた。
そのまま、胸の飾りを弄られ、段々と尖ってきてしまい、腰もゆらゆら揺れてしまう。
「なあ、なにが不満なの?こんなに蕩けた顔してんのにさ、まだ足りねえわけ?」
「あ、…ふぁっ、ちがぁ…っ」
ピンッと指で弾かれると同時にパンツの中にどろりとした感覚。
頭の芯がビリビリと痺れてなにも考えられなくなる。
プライドなんてもう欠片も残ってなくて、ただただ目の前にいる入江が欲しくてたまらない。
「…ひぁ…っ、あ、…いり、え…っ、ほし、ほしいよぉ…っ!」
必死に手を伸ばして、お願いして。
意地悪そうに笑う入江に、下がずくん…と疼く。
「他の男なんかじゃ満足できねぇ体にしてやるよ…」
勢いよく熱の塊が奥へ奥へ入ってきて、苦しさにかふっ…と喉が詰まる。
「あぁ…ん…っ!いりぇ、だけだよぉ…っ!」
「は…っ、嘘もほどほどにしろよ、淫 乱…っ!」
…本当なのに。
入江に開発されたこの体は、とっくにあなたでしか満足できないのに。
あなたじゃなきゃ fin.
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作者名:海月 | 作成日時:2020年5月2日 14時