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ページ33

有岡side

知「それで?うまくいったの?」


クラス委員の仕事で、山田が薮先生に呼び出しされた時


有「ばっちりだよ、山田おっけーだってさ!」
知「まあ、そりゃあそうでしょーよ。大ちゃんからのお願いだもん」
有「どゆこと?」

知念の言葉の意味が分からなくて聞き返すけど、

なんでもない、と言ってはぐらかされてしまった




知「ところで、僕思ったんだけど。僕と涼介と大ちゃんでまわってたら気づかれるかもしれない·····。」
有「んぇ?なんで?」


そう聞くと、先程まで横を向いていた知念が椅子ごと俺の方に向けた


知「よく考えてみて、僕の顔はバレてるの。アイツらは、僕と涼介が一緒にいるはずって考えるに決まってる。」
有「そっか·····。」



つまり、3人でまわるのは危ないってことか·····



有「ん?ってことは俺と山田のふたりきり?」
知「誘ってくれた大ちゃんには申し訳ないけどそうなるね」



知「涼介のことよろしくね、ちゃんと近くにはいるようにするから」

真剣な目で俺をみつめる知念


その言葉を聞いて、絶対に山田を傷つけてはいけないと思った



知念のためにも



山田のためにも






そして俺だって、山田が大切なんだ·····!

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作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時

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