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有岡side
知「それで?うまくいったの?」
クラス委員の仕事で、山田が薮先生に呼び出しされた時
有「ばっちりだよ、山田おっけーだってさ!」
知「まあ、そりゃあそうでしょーよ。大ちゃんからのお願いだもん」
有「どゆこと?」
知念の言葉の意味が分からなくて聞き返すけど、
なんでもない、と言ってはぐらかされてしまった
知「ところで、僕思ったんだけど。僕と涼介と大ちゃんでまわってたら気づかれるかもしれない·····。」
有「んぇ?なんで?」
そう聞くと、先程まで横を向いていた知念が椅子ごと俺の方に向けた
知「よく考えてみて、僕の顔はバレてるの。アイツらは、僕と涼介が一緒にいるはずって考えるに決まってる。」
有「そっか·····。」
つまり、3人でまわるのは危ないってことか·····
有「ん?ってことは俺と山田のふたりきり?」
知「誘ってくれた大ちゃんには申し訳ないけどそうなるね」
知「涼介のことよろしくね、ちゃんと近くにはいるようにするから」
真剣な目で俺をみつめる知念
その言葉を聞いて、絶対に山田を傷つけてはいけないと思った
知念のためにも
山田のためにも
そして俺だって、山田が大切なんだ·····!
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作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時