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山田side
有「山田っ!おはよ!」
次の日、俺が教室に入るなりバタバタと近寄ってくる大ちゃん
なんだろ、知念といいことでもあったのかな?
山「おはよ、大ちゃん。どうしたの?そんなに焦って」
有「え!?いやいや、焦ってねえって……っ!」
ブンブンと手を振って否定する
有「そう、文化祭のことなんだけど!」
ああ、やっぱりその話か……
大ちゃんを応援するって決めたのは自分なのに
ほんとだめだな俺……
しゅんと俯いてしまうと、そんな俺を心配してくれる優しい大ちゃん
有「山田?大丈夫か?体調わりいの?」
山「え?あっ、ううん違うよ、ごめんね。
それでなあに?」
有「無理すんなよ?
そうそれでね!!!」
ぱんっ、と大ちゃんは手を合わせてぺこっと俺にお辞儀した
有「知念とふたりきりっだとやっぱ緊張しちゃうから山田も一緒にまわってくんね?」
山「へ……?」
有「ごめん、やっぱ俺チキンだから……ふたりきりは緊張するんだよお!」
そう言って、困り顔でだめ?とお願いしてくる
うぐ……
大ちゃんの顔に俺は弱いの
そうでなくても、大ちゃんとまわれるかもしれないなんて幸せでしかないのに
そのうえこんな可愛い顔まで見れちゃって
俺死ぬのかも……←
山「大ちゃんがいいなら、俺もまわりたい……」
そう言うとぱあっと、太陽のように笑った
有「ありがとな!いつもごめん!!」
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作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時