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ページ25

知念side



あんのお人好しバカ!!!!!!

僕はめちゃくちゃ怒っている


ーーーー事の発端は20分前

足をくじいてしまった僕は1人では帰れないので、涼介に送ってもらおうと思っていた

放課後、手伝いで残ると言っていたからきっと遅いんだろうな、と思い参考書を開いたとき


ガラッと教室の扉が開き、大ちゃんが顔をのぞかせた

涼介に頼まれて、僕を送る、というのだ



そして今、涼介に頼まれた大ちゃんに送ってもらっている最中


もう、涼介は大ちゃんのこと好きなのはいいけど恋に協力するなんて身の破滅だよ?
わかってんの?



あまりのお人好しさに、ため息がこぼれる


有「どした?知念、足痛むの?」

心配そうに僕を覗き込む大ちゃん



あんたもあんただよ、あんなわかりやすい涼介と一緒にいてどうしてわからんの!?







いやいや、大ちゃんに八つ当たりしちゃだめ

彼はなんも悪くない、っていうか誰も悪くないんだけど。


もお!!!!



若干怒り気味で、家までの道を大ちゃんに手伝ってもらいながら進む

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作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時

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