おもちゃ箱 2 【×ym】

ハジメテは君と（arym）リクエスト ページ10

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「ん〜、久々のオフ！！」


大きく伸びをして、ソファに座っていた俺の隣に飛び込んできた山田。


「2人でオフってなんか久しぶりな感じだな。」

「1ヶ月とか？それくらいだよね」

「おまえが忙しいからな〜」


頭を撫でてやると嬉しそうに目を細める。

その姿が可愛くて、

…思わずキスしていた。





「…んっ、だいちゃ……！…ん、ちゅ、くちゅ…っ」

「！？」




山田は照れ屋だからいつも軽いキスで終わっていたのに。


…というか、終わらそうとしていたのに。




あろうことか、山田の方から控えめに舌を差し込んできた。


「はふ…っ、だいちゃ…んんっ、あぅ…」



主導権を握られるわけにもいかず、後頭部を抑えて、ぐちゃぐちゃに口内を掻き回して。


吐息が漏れて、部屋全体にいやらしい水音が響いている感じがした。



唇を離すと、目を潤ませてこちらを見た山田が



「……準備…した、、から。……しよ？」


「…え？」



こんな形で迎えると思っていなかったハジメテの行為。



……まさか山田から誘ってもらえると思わなかった。





服を引っ張るその仕草や、とろりとした瞳にやられそうになる理性を抑え、



寝室へ向かった。

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