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俺の目の前にあるのは、真っ赤なシルシがついた白くて細い首。
「だいちゃ…」
いつの間にかゲームを手から離していて。
甘えた声でこちらを振り向く山田の目は既に濡れている。
「ベッド行こっか。」
その言葉と同時にぽす…っ、と腕の中に収まる小さな体を抱き上げ、寝室へ向かった。
・
服の中に手を入れて、突起を弄り続けていると尖ってきて。息をかけたり、舐めてみたり。
そうしていると、
「も、そこばっかり……やぁ…ら……」
「…ん、じゃ、どこがいいの?」
俺の問いかけに顔を真っ赤にして。
しばらく目を泳がせたあと、
パンパンになったソコを指さした。
「それがどした?」
「っ…、いじわる…ぅ…。
………りょ、すけの……ココ……いっぱい触ってぇ…?」
山田のソレに触れると、ドクドクと熱を持っていて。
ゆっくり上下に擦ると、先走りが俺の手を伝う。
「んくぅ…っ、きもち…、だいちゃ…ぁ…っ」
「ふ…かわい」
「いっ、ちゃ……ッ、んああぁ〜〜〜っ!」
ぐちゅぐちゅと水音が鳴ってきて、激しく擦ってやるとぐぅ〜っと指を曲げて、腰を跳ねさせた山田は白濁を飛ばした。
「……でちゃ…たぁ」
脱力した体を俺に預け、蕩けた瞳で見上げてくるその姿にドクン…と俺の熱が疼く。
体を押し倒すと、これから起こることへの期待にこくりと喉を動かす山田。
「……も、我慢できねえや………っ」
「ん…っ、はやく………らいちゃのおっきいの………ちょーだい………?」
そう言うが早いか、奥まで一気にいれると、一際高い声をあげて喉を反らせて。
ガツンと奥を抉るように、腰を振る。
「あ…っ、あっ………そん、な…したら…っ!
壊れちゃあああ……っ!!」
首筋に垂れる汗をひと舐めすると
敏感になった体を震わせる。
「……は、あっま…。…とまんな…っ!」
「うぐぁ……いっ、た、ばっ……かなの、にぃ…っ」
絶頂を迎えたのに腰を振り続ける俺に、嫌だ嫌だと首を振る山田に………囁く。
「……だから、それ、逆効果だから………」
辺りに甘美な匂いが漂った。
蜜蜂 fin.
―――
いちご様、リクエストありがとうございました!
ちなみに蜜蜂というタイトルは山田さんの甘い匂いに誘われた有岡さん、という意味で付けました。
海月
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海月(プロフ) - みのすけ。さん» こんばんは。リクエストありがとうございました! (3月15日 2時) (レス) @page33 id: a20ce45547 (このIDを非表示/違反報告)
みのすけ。(プロフ) - 久々にリクエスト失礼します!この短編集の1の方にあったありやまとたかいののお話(海のシーンがあった方のやつです)の続きがみたいです!もしよければお願いします! (2021年2月16日 17時) (レス) id: 56294afed2 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 海月さん» 最高です。 (2020年7月18日 21時) (レス) id: e8758513e7 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - いちごさん» ありがたいお言葉すぎます...!!せみおくん、あんな感じでよろしかったですかね?? (2020年7月18日 16時) (レス) id: a20ce45547 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 告白しますね。好きです。海月さん。 (2020年7月18日 16時) (レス) id: e8758513e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2020年6月21日 12時