苦くて甘い 甘くて苦い【JUMP×ym】

＊ ページ6

山田side


山「大ちゃん、俺のこと嫌いになっちゃったの？」

有「え？山田？」

やばい、気づかない間に声に出てたみたいだ。

恥ずかしい·····！

山「だっ大ちゃんっっ、今の忘れっ」
有「やだ」
山「え？」


恥ずかしくて下を向いていた顔を上げると大ちゃんが悲しそうな苦しそうな表情をしていた。


山「大ちゃん？」
有「ごめんっ、山田！！！」

なんで謝るの？大ちゃん…。

有「俺、ドラマ見てすっごいよかったと思ったんだ、だけど·····」


『ヤキモチ妬いちゃって』



！！


大ちゃんでも、妬くんだ。

有「こんなこと恥ずかしくて、めんどくさいやつって思われたくなくて言えなくて、でもごめん、俺の行動で山田を不安にさせて」


山「めんどくさいだなんて、そんなこと思わないよ？俺、大ちゃんが妬いてくれて嬉しい」

そう言って大ちゃんの目を見つめる。


山「だから、もう俺のこと避けないで？」

有「やっ山田あああ！あたりまえだよ！」


そう言って大ちゃんは、俺のことを抱きしめた。





_______________



有「でも俺けっこう妬くよ？思ってるよりめんどくさいよ？」
山「それでも避けられるよりはマシだよ」


そう言って笑うと大ちゃんの俺にまわした腕に力がこもる。

だから、俺も負けじと抱きしめ返した。


コンコン

有山「？」

メ「もう入ってもいい〜？」



有山「！！！！！」



そのあとの撮影はしばらくからかわれた········。








fin.

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