arym ページ30
山田side
山「…んぁ、だいちゃ…っ、やめろって…ばかっ！」
のしかかってくる体を頑張って押し返そうとはするけれど、
まるでもって力が入らない。
有「なんで、まだいいじゃん。時間ならたっぷりあるし…、」
そう呟くと、また1つ俺の体にキスを落とす。
誰も来ないこの楽屋で、
俺はだいちゃんに押し倒されてしまった。
理由はだいちゃんの軽い嫉妬なんだけれども。
有「俺のやまだなのに…。」
犬が飼い主に叱られた時のように、悲しそうにしているから、なんとなく甘えが出てしまった。
山「…うん、俺はだいちゃんのものだよ。安心して？」
_______________これがいけなかった。
有「…ほんとに？」
打って変わってギラリとした目付きに変わっただいちゃんは、そのまま俺に印をつけ始めてしまったのだ。
…まるで、犬のマーキングのように。
有「…考え事？」
山「え？…うぁ…っ！」
チクッとした痛みが首筋に走って。
満足したのか、起き上がっただいちゃんを押しのけ、
鏡で確認する。
山「！あっ、てめ、見えるところに付けんなよ…ッ」
有「別に見えるところじゃないだろ。
おまえが、あんなに首元を晒さなきゃいいだけ。」
…どうやら、満足はしてなかったらしい。
仕方ないか、そう思い衣装の学ランのボタンを上まで閉める。
…俺らしくないけど、バレないよな、見えてないし。
・
・
八「あれ、珍しい。ボタン、上まで閉めてんのな」
収録前、隣になったひかに不思議そうに聞かれて。
思わずドキリと心臓が跳ねた。
山「え、あ、ああ。なんか、寒くて〜、はは」
乾いた笑いで誤魔化すと、ぐいっと右隣へ勢いよく引き寄せられて。
有「俺のって、印がついてんの。」
挑発的な目でひかを見るだいちゃん。
ひかは、ぽかんとしていたが、言葉の意味を理解し顔が赤くなっていく。
八「んな…っ、そ、それって…っ、き、きすまぁ？！」
ひかの大きな声がスタジオに響きわたり、視線が一気にこちらへ向いた。
ひしひしと感じる視線に、どうしたものかと頭を悩ませ、
助けを求めるように隣を見れば。
至って普通に、関係のないように振る舞うだいちゃん。
………どうやら、俺の躾は間違っていたようだ。
fin.
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海月(プロフ) - 由真さん» リクエスト、ありがとうございました。遅くなってすみません…。 (2020年5月23日 0時) (
レス) id: a20ce45547 (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストの続きで、完全に動かなくなった涼介を抱いたまま、｢今度、涼介に手を出したら、お前ら全員のアソコを切り落として、哀れな姿を公開してやるからな！｣と、狂ったように叫ぶ大ちゃんと、うずくまったままの状態で、恐怖を感じるぐらい７人の話をお願いします (2019年12月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストO.K.ですか？ ありやま前提で、ある日、ほかの７人が涼介に無理矢理しているのを見つけた大ちゃんが、７人を立たせて、アソコを蹴りあげるという制裁を加えて、ぐったりと動かなくなった涼介にも、制裁を加える話をお願いします。 (2019年12月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2019年9月9日 14時
