喧嘩 ページ9
士「は?」
士「んだそれ、おれが悪いって言うのか?俺のせいだっつーのか?呆れたわ、心配してる奴に言うセリフがそれかよ」
「誰がお前のせいだなんて言った?」
きっと今私の顔は不機嫌を具現化したようなものだろう。
「いつもお前は思ったことをすぐ口にする。そんなだから大事な時に味方するやつがほとんど居ないんだ。
だからこそ知らずのうちに相手を傷つけていることに気づけない。」
士「あ"ぁ?」
弟は分かりやすく右拳の大ぶりを私の肩を目掛ける。
顔を狙わないあたり本当に私のことが好きなのだろうと理解する。
そんな気遣い、私には必要ないのに。
「そうやってすぐに感情になるところ。本当に昔から変わってない。」
士「いつも私は平気みたいな顔しやがって!うぜぇんだよ!」
「事実だからそんな顔しか出来ないんだよ。」
士「お前がなんで学校で男としか絡めないのか俺は知ってる!性格が悪いからだろ?!
そんなところが男とそっくりだってなぁ?!」
「私だって、、私だってそんなのなりたくてやってるわけじゃねぇよ!」
地雷だって知ってるくせに、私のこと知ってるくせに。
すぐお前は感情的になるって言ったけど、それは私も同じなんだよな
私だって感情的になって頭を回さず行動だってする。
だから
私の前で弟が倒れているのだろう。
ーーーーーーーー
ここはブルーロックの中心だから人が集まっていて顔を青くしている。
殺してないんだからそんな目で見なくたっていいだろ、
絵《やりすぎだ。兄弟喧嘩なら他所でしろ》
「お前が私をここに読んだ。それぐらい予想出来ただろ、あんたは私が毎日弟と喧嘩してたの知ってただろ、なんで家から出たか知ってただろ、
」
絵《お前は感情的になりすぎた。》
「違う!展開がこれ以上酷くなるのを避けたかっただけだ。」
絵《もういい、お前と今話したって埒が明かない》
「私はお前と真面目に話そうだなんて言ってない。もう戻る。」
絵《その前にそこに転がってるお前のお荷物を片付けろ。》
「そのうちに起きる。せいぜい体を痛めればいいさ、」
潔「Aさん!!何してるんですか!!」
「正当防衛、頭を使った迄だ。」
潔「A」
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←姉弟
103人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:元イワシ雲 | 作成日時:2023年1月28日 20時