【】士道龍聖の姉貴はヤバい奴【】 (ページ5)

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糸師ページ5

さーてそろそろ探検の時間ですかね〜、

今は深夜なので誰もいないでしょ、暗いとこいいね、静かだしなんか出てきそうでゾクゾクしないか？

え、まだ電気ついてんだけど？

消し忘れ？電気代もったいな！どんなガキだよ

「まだいんの？」

ひょこっと顔を出し除く。

中にはヨガポーズみたいなのしてる下まつ毛バサバサ生意気少年がいる。

私には話していなくてもわかる。こいつは絶対生意気だ。
絶対めんどくさいやーつ。

凛「おい」

えっ！独り言話し出した。今の男子高校生は急に「お"い"！」とかいうんだ、、
※そんなに強く言ってない。

凛「そこのお前だ。スポーツドクターの」

妄想までしてらっしゃる？

もう帰ろ、私もあいつも疲れてるんだ、きっと、

スタスタとこちらに歩いてくる。

凛「ﾁｯ、いつまで見てるつもりだよ、、」

「え、あたしの事だったの、？」

凛「どっからどー見てもお前しかいないだろ」

「ちょっと知ってた。」

凛「趣味悪すぎんだろ」

「妄想癖のあるヤバいやつかと」

凛「なんか用でもあったのか、、？」

「別になんも？」

凛「さっさと帰れ」

「それこっちのセリフな？」

「反抗期＆思春期真っ盛りな男子高校生は部屋に戻っておねんねしましょーねぇ」

凛「ガキ扱いすんな」

「この年の差だとガキなのはお前だから私の発言は間違ってない。以上！」

「てことでおねんねしましょーね？糸師ちゃん？」

凛「ﾁｯ、気色悪ぃ」

「シンプルに悪口。傷つくよ流石の私も、」

演技をするかのように下を向き俯き始める。

本当に反抗期＆思春期真っ盛りな男子高校生ならば少しは両親が傷つき心配するところだがどうだ？！

凛「あ、その、、悪い」

「ごめーんコレ演技〜」

凛「てめぇ潰すぞ」

額に皺を寄せピキピキさせている。

「スポーツドクターは健康管理だってするんだ。腐ってもドクター。医者だからな。」

「選手のことを思っているし理解力が必要で相手のしているスポーツについて知ることも必要。」

「1人の医者として言おう。」

目の前の糸師は割と真剣に話を聞いている。

そこまで期待されたら言うしかあるまい。

「夜更かしは肌の敵だ。」

「健康にも悪いぞ糸師。」

言った途端無表情になった。

いやずっと無表情だったけど。

「まぁ、はよ寝ろってこと。」

頭を撫でてやろうと背伸びをするがあと少しのとこで届かない。

弟も頭を撫でられない位の身長担っているからまるで私が身長低いみたいじゃないか。