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先輩 ページ2

絵「簡潔に述べる。頼れるやつがお前しかいない。」

「かわいそーだな、そこら辺の高校生でも拾えよ」

この生意気なやつは士道A。ブルーロックにいる士道龍聖の姉だ。そして高校時代の後輩だ。仲はいい方でサッカーのことでよく絡んでいた。
これでも俺の方が先輩だ。

絵「高校生に体のことを理解して当てできる完璧な人材がいるとでも思うか?」

「んなこた言われたってあたしだって仕事が混み混みなんだよ」

多分嘘だ。
さっきまで呑気に競馬言ってたからな?
こいつは有名スポーツドクターだ。
それなりに、というか豪遊できるほどの財力がある。

「わりーけど他を当たれヒョロがり」

有能でも性格と口が反吐が出るほどダメダメだ。

絵「同じ高校のよしみだろ」

「言っとくけどお前を先輩と思ったことなんか1回もねーからな?」

絵「先輩命令だ、ここのスポーツドクターをして欲しい。」

「ただでなんて言わねーよな?」

絵「タバコ10カートンでどうだ?」

こいつはタバコ中毒者であり、ヤニカスだ。
買おうと思えば買えるんじゃないかと思うかもしれないが、こいつは人の金で勝った煙草を吸うのが好きらしい。

俺は初めて会った時に普通に引いた。

「うし、よろしくおねしゃす!!!」

ほらな?乗った。

絵「よろしい」

これなら才能の原石共に合う環境になる。

せいぜい期待させてもらおう。














絵「じゃあ早速原石共にお前のことを紹介する。」

「まだ厨二心残ってたんだな笑」

絵「黙れ(シャラップ)。」

こいつは美人で有名だったし才色兼備だから学校では人目置かれていたが性格がこうなせいでモテない。

「でた、急に英語話すやつ、」

俺をいじってくるのは過去でこいつだけだ。

絵「今から映るからな」

「ん」

絵「お前ら、今日から怪我したらこいつのとこに行け、そこら辺ほっつき歩いてる時もある。」

画面の外からは「すげー美人!」や「俺いけるかも」とか言ってる奴がいる。

絵「言っとくが変な気を起こすなよ?」

「28のババアに変な気は起こさねーだろ笑」

自分から言うとこは嫌いじゃない。

絵「黙れ」

「クソガキ共、せいぜい私の仕事を増やさないように努力しろ」

絵「てことだから頼んだぞ、こいつはこう見えて優秀なんだ。」

これは本当だ。

絵「てことで中央に保健室的なのがある。そこ使え、」

「あの、、、喫煙所って?、、」

絵「もちろんない。」

「は?」

絵「が、特別に換気している最中は許可しよう」

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作者名:元イワシ雲 | 作成日時:2023年1月28日 20時

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