ねこ【爆豪勝己】 (ページ11)

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出会いページ11

「爆豪勝己くん？画数多いね」

テストの時他の人より数秒不利だね、と笑う

麗日「A～？なにしとるん？帰ろうよ」

「お茶子！爆豪くんの傷治そうと思って」

さっきのヒーロー基礎学、痛そうだったから！と笑って頬に伸びてくる手を払った

爆豪「触んな」

「ひっど！！いいじゃん！治してあげるのに」

爆豪「頼んでねえ」

「やだ！やる！触らせろ！」

爆豪「触んなデカ目！！」

「褒めてる？！それ！！」

爆豪「名前知らねえよ！！」

「癒河Aです！！覚えて！個性は治癒力！」

ダン、と机に手を着いて顔を近づれられる

ふわっと香る暖かい匂いに心がポカポカした

胸元で切り揃えられた俺とそっくりの髪色

零れるんじゃないかってくらいデカい目をキラキラと輝かせて俺を見つめる

爆豪「…デカ目」

「ネーミングセンスッ！」

そいつは笑って、人差し指で俺の頬を撫でた

爆豪「…おい」

「はい治った！ばいばい！爆豪くん」

嬉しそうに笑って手を振る
一言で言えば太陽みたいな

これが、俺とAの出会いだった