トーキョー �� ページ36
「あはは…」
赤葦「試合前の稲荷崎を見かけた時に「うわあ」って思いましたよね。
…影山さんが何考えてるか分かんないですけど、今のあなたなら絶対見返せると思いますよ」
お茶、つぎますか？と聞かれる
「…なんかちょっと嬉しいかも。
ていうか同い年だから敬語じゃなくていいし、弟と混ざるだろうからAでいいよ」
赤葦「あ、同い年なんだ。改めてよろしく」
「うん、よろしくね」
お茶お願い、と赤葦に紙コップを渡した
＿＿＿＿＿＿
黒尾「＿＿＿＿＿＿＿じゃあ、またな」
澤村「おう、また」
皆が手を振ってる時に黒尾先輩の方を見る
バチッと目が合った
「…黒尾先輩」
ぼそっと先輩を呼ぶ
聞こえないだろうな、なんて思いながらも黒尾先輩は少し目を見開いた
「ま、た、は、る、こ、う、で！」
口パクでそう言ったあと、笑顔でピースした
黒尾先輩も釣られて笑う
黒尾「お、う、！」
じゃあな、と手をヒラヒラ振る先輩に手を振り返す
「あかーしー！ばいばーい！またね！」
赤葦「？」
木兎「おい！あかーしいつの間に仲良くなってんの！」
＿＿＿＿＿＿＿
春高予選、開幕
1次予選の2校を無事倒し、10月に行われる代表決定戦に向けてみんな心作りをしていた
そんな中、私たち影山一家は久しぶりにみんなで食事をしていた
「なんか4人で食べるの久々だね〜」
母「そうね、いつも私たち忙しいもんね〜ね、一夫さん」
父「そうだな、飛雄またでかくなったんじゃないか？」
飛雄「おう」
黙々とご飯を頬張る飛雄くん
じーっと見つめてたら母に笑われた
「？なに」
母「いやあ、あんたお姉ちゃんの顔になっとるね」
「なにそれ(笑)たしかに、こんな可愛い弟できて嬉しくないわけがないよ〜」
うりゃ、と飛雄くんの頭をわしゃわしゃ撫でる
「あ、アホな飛雄くんの話聞く？」
父「聞く聞く」
「だいぶ前なんだけど＿＿＿＿＿＿＿」
私が高校一年生で、飛雄くんが中三の受験期の時の話だ
その日は父も母も帰りが遅くなるため夜ご飯は私が作ることになっていた
「やば〜部活長引いちゃった」
連絡しないと、と家に電話をかけた
飛雄「もしもし」
「あ、飛雄くん〜？冷凍庫にある豚肉、外に出しといてくれん〜？」
飛雄「？わかった」
「帰ったら生姜焼きにするから！よろしく」
飛雄くんが待ってる！と走って帰る
「そしたらさ、玄関に豚肉置いてあんの！
そっちの外ちゃう！って思わず突っ込んだったわ」
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イオリ(プロフ) - 名無し19312号さん» ほんとですか！？それはもうめちゃくちゃうれしいです、、よかった、、！！ありがとうございます！ (2020年5月28日 7時) (
レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
名無し19312号(プロフ) - 私関西出身で、エセ関西弁聞いてたら不自然でイライラしたりすることが多いんです。でも、これはめっちゃ自然で全くイライラしませんでした！めっちゃおもろかったです！ (2020年5月28日 3時) (レス) id: c2fa6b3ef6 (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - あいすさん» 治くんも侑くんも幸せになるはずです！笑ありがとうございました〜〜〜！ (2020年5月23日 23時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - うわ…うわうわうわ…お幸せに！！ですよね。もう。ありがとうございました。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: 7a72bca603 (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - 一樺さん» いやいやいや、、！！嬉しい限りですほんとうに！ありがとうございます！！(^-^) (2020年5月23日 22時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオリ | 作成日時：2020年5月18日 22時
