トーキョー �� ページ31
パチ、と目を開ける
肩には飛雄くんの頭で、斜め前の助手席には口を開けて寝る日向の姿が見えた
冴子「あ、起きた？まだかかるし寝ときな」
「ん〜〜、めっちゃ快眠でした…」
冴子「そりゃあ良かった」
飛雄くんの頭が重すぎる、と膝の上に移動して少し前のめりになる
運転席と助手席の間から顔をだしてカーナビを見た
「結構進みましたね」
冴子「そうだね〜」
チュッパチャプスを舐める冴子さん
「…冴子さん、チュッパチャプスたべてると色気ヤバいです、アカン」
冴子「なに？照れるな〜」
アハハ、と冴子さんは笑った
冴子「そういや翔陽にも聞いたんだけど、Aはなんでバレー部のマネージャーになったの？」
「うーん…なんででしょうかね…」
頭に治の顔が浮かぶ
ちがう、今その人は関係ないでしょとブンブンと頭を横に振った
「…わたし、中3の夏休みに親が再婚して飛雄くんのお姉ちゃんになったんですけど
＿＿＿＿＿前の学校で、大好きだった彼氏に浮気されちゃったんですよね
その時に助けてくれた男の子がいるんですけど、春高で会おうって約束したんです
…それって理由になりますかね」
冴子「うん、立派な理由だね。A、その男の子の事大好きじゃーん！」
青春だな！とほっぺをつつかれる
両手で運転して下さい！！！
「でも、好きかわかんないんです…
春高で告白させて欲しいって言われて、うんって行ってみたけど
彼と付き合えばもれなく浮気相手ともう1回関わんないといけないっていうか…」
冴子「う〜ん…まあでも、関わってもいいくらい好きになるかもしんないぞ〜？
その前に春高勝たなきゃだけどな！」
ポン、と私の頭を撫でる
私にもお姉ちゃんがいたらこんな感じなのかな
＿＿＿＿＿＿
谷地「Aさん！！お疲れ様です！」
「やっちゃん〜〜〜あの3人体力お化けなのついていけないよ〜〜」
突っ走って行った冴子さんと飛雄くんと日向の後ろを頑張って走るが追いつけず、外でみんなの水筒を洗っていたやっちゃんの元へ行った
私より何センチか小さいやっちゃんに倒れかかる
谷地「あ、Aさん？！ちょっ！！！ちょ！」
「やっちゃん〜〜かわいいね〜〜」
潔子「コラ、やめなさい。仁花ちゃん困ってるでしょ」
グイッと制服のシャツを掴まれる
「潔子さん！お疲れ様です！」
潔子「おつかれさま、早く着替えておいで」
「＿＿＿＿＿え、今日なんか持ってくるものありました？」
「「え」」
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イオリ(プロフ) - 名無し19312号さん» ほんとですか！？それはもうめちゃくちゃうれしいです、、よかった、、！！ありがとうございます！ (2020年5月28日 7時) (
レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
名無し19312号(プロフ) - 私関西出身で、エセ関西弁聞いてたら不自然でイライラしたりすることが多いんです。でも、これはめっちゃ自然で全くイライラしませんでした！めっちゃおもろかったです！ (2020年5月28日 3時) (レス) id: c2fa6b3ef6 (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - あいすさん» 治くんも侑くんも幸せになるはずです！笑ありがとうございました〜〜〜！ (2020年5月23日 23時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - うわ…うわうわうわ…お幸せに！！ですよね。もう。ありがとうございました。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: 7a72bca603 (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - 一樺さん» いやいやいや、、！！嬉しい限りですほんとうに！ありがとうございます！！(^-^) (2020年5月23日 22時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオリ | 作成日時：2020年5月18日 22時
