3…約束だよ ページ5
モカ『ぼ…僕だよ!サー･クロコダイルの子供は!』
モカは恐怖で足がすくんでる事なんか忘れて物陰から出てきた｡
お父さんがサー･クロコダイルだとは分からないがモカはお母さんを守るために勇気を出して出た｡
ルシェル『なんで!モカ』
お母さんごめんね…｡
海賊『よぉガキよく出てきてくれたな』
モカ『殺すなら僕を殺せ!お母さんは関係ない!』
海賊『殺す?殺さねぇよお前のお父さんのところに行くんだよ』
海賊2『僕お父さんに会いたいでしょ』
ルシェル『それはさせないわ!この子を連れていくのは､私を殺してからにして』
海賊『黙ってろ!!』
パァン
海賊がお母さんに向かってピストルの引き金を抜いた｡
ルシェル『いっ…無傷で帰さないわ!』
パァン
お母さんもピストルの引き金を抜いた｡
弾は船長と思われる海賊の肩に当たった｡
カタッ
肩に当たった衝撃で海賊の持っていたピストルが落ちた｡
モカ『お母さん?!お母さん!!』
お母さんの足からは血が出ていた｡
ルシェル『私は…大丈夫だから…先に行ってて…ね』
モカ『でも…』
ルシェル『直ぐに追いかけるからね､私が嘘ついたことあった?』
モカ『絶対だよお母さん』
ルシェル『ええ…絶対ね』
僕はそれを聞いて走り出した｡
海賊『このクソ女』
パァン
パァン
何度かの銃声と海賊の悲鳴が聞こえてくる｡
その悲鳴の中にはお母さんの悲鳴らしきものもあった｡
僕は後ろを振り向けなかった｡
振り向いたら多分もうお母さんの事を思い出すのが辛くなる｡そう思ったからモカは前を向いて走り続けていた
モカ『はぁ…はぁ…』
あれから何分走ったのだろうか､家は一件もない｡
僕は辺りを見渡してみた｡そしたら1件だけ明かりのついた家があった｡
僕は最後の力を振り絞ってドアを叩いた｡
ドンドン
?『はーい』
中からは女の子の声がした｡
ガチャ
僕は安心して倒れてしまった｡
?『ダリューっ!!来て!』
ダリュー『どうした?ウィンディ』
ウィンディ『急に倒れたの､この子』
そう言って女の子はモカの傍に歩いた｡
ダリュー『すごい熱だ…ウィンディ直ぐにタオルと水を用意しておいて』
ウィンディ『わかった』
ダッダッダッ
ダリュー『それにしてもこの子…どこから来たんだ?』
ダリューはモカを抱き抱えてそう言った｡
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安楽(プロフ) - イケヤンさん» ホントだ､ありがとうございます｡ (2017年7月2日 9時) (
レス) id: 68ab1ec973 (このIDを非表示/違反報告)
イケヤン - 7話の時になんで海賊じゃなくて海賊なの？になってますよ (2017年7月1日 23時) (レス) id: f4d168ace0 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 安楽さん» こちらこそわざわざ直して頂いてありがとうございます！ 続編もワクワクしながら読んでおります！！ (2016年8月7日 4時) (レス) id: 01d4c817ae (このIDを非表示/違反報告)
安楽(プロフ) - 悠さん» 本当ですか?!ありがとうございます!!そう言ってもらえると私もこれから頑張っていけます!!!あとシャンクスの名前の事を言って下さりありがとうございます!!! (2016年8月6日 20時) (レス) id: 7f446a2ee0 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 面白いですやばいです！ 更新頑張って下さい！続編も！ あとすみません、赤髪の“シャンクス”だと思います…！ (2016年8月6日 15時) (レス) id: 01d4c817ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安楽 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7646d776c41/
作成日時：2016年3月16日 20時
