ひゃくじゅー ページ15
はい、おはようございます。大分寝坊したらしいAです。現在の状況がよく分からなくて混乱してる中、ルフィをころすとか聞こえてきて反射で起きて口を挟んでしまったけれど、正直気まずい。しかし、弟を失うことは許容できないので、くまさんとルフィの間に立ちはだかった。
「A！！」
『加勢できなくて悪かった。……で、くまさんは何でルフィをころそうとしてたんだ？』
「政府からの命だ。本来ならば、この場の全員を抹殺する所だが、妥協して、この騒動の中心の首で済ませようと提案している。その首さえあれば政府も文句は言うまい」
『……成る程な』
これは、本格的に俺の出る幕では無かったなぁ。だって。
「さァ…麦わらをこっちへ」
「「「断る！！！！」」」
ルフィの仲間がルフィを売るわけがない。それに、＿＿くまさんは彼らを本当にころす気は無いらしい。
「残念だ」
返事を聞いたと同時に、島中を衝撃波が襲った。咄嗟に“堅”で備えたので俺に被害はあまり無かったが、周りの人間殆どが気絶し倒れていた。
「……A、そこを退いてくれないか」
先の衝撃でも吹っ飛ぶことなくルフィの前で構えている俺に、くまさんはやりにくそうに顔をしかめた。
それには答えず、遠くで動いた影にニヤリと口角を上げた。
『くまさん、あんまり俺ばっか気にしてると痛い目見るぞ？』
「！」
「獅子歌歌！！！」
「ウ……！！」
ゾロがくまさんを攻撃するのに、何も思わなかった訳ではない。だが、これは本来俺が口を挟む場面ではないだろう。
俺は、ゾロとくまさんのやり取りから、サンジが割って入りゾロが気絶させるまで静かに見守り、くまさんがルフィの痛みや疲労を吸い出した所で、ようやく口を開いた。
『それ、半分に分けられる？』
「！な、お前っ！！」
「……可能だ」
「ふざけんな！！余計なこと言うんじゃねェ！！」
『俺は麦わらの一味じゃない。言わばこの場の部外者だ。ゾロが怒るのも無理はない。＿＿だがな、こいつは俺の弟なんだ。怪我を肩代わりする理由はそれで十分だろ？』
それに、お前みたくボロボロって訳でもないからﾀﾋぬ心配は無用だ。それとも何か？全部肩代わりして欲しいって言うならそうさせてもらうぞ？とわざと煽るように言葉を続ける。
「………けっ、ﾀﾋんでも御免だ」
『だろうな。ってことで、くまさんよろしく』
「…………ああ」
「ここで何があった………！！？」
「……なにも！！な”かった…！！」
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いな九尾(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。別サイトで更新と言うことはこちらでは更新しないんですか？とても面白いので出来れば更新して欲しいです！ (8月31日 15時) (
レス) id: 106768cb53 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年6月3日 3時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
えれふ(プロフ) - ミリアさん» 返信が遅くなり申し訳ありません！リクありがとうございます！これからぼちぼちと再開していけたらと思っているのでよろしくお願いします！ (2020年7月19日 0時) (レス) id: a5c0c29606 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ビッグマムの娘版のヒソカ話凄く良かったです。この話の続きが出来たらお願いします。今後も応援してます。 (2020年3月4日 18時) (レス) id: 06ea196f74 (このIDを非表示/違反報告)
えれふ(プロフ) - 瑠璃さん» 最近あまり出してなかったにもかかわらず、見ていただいてありがとうございます！リクも嬉しいです！是非書かせていただきます！これからはもう少しコンスタントに出せるように頑張ります！ (2020年2月25日 19時) (レス) id: a5c0c29606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えれふ | 作成日時：2019年7月25日 7時
