ギャクタイ[ＷＴ]『kr』

＃１:学校の転入生 ページ2

先生「おーい、座れ座れ！！今日は転入生がいる。」

「え！？」「まじ？」「女の子かな？」

いろんな声が飛び交う。
俺には関係無いけどね。

先生「入ってこい」

あなた「Aです。よろしく！」

…A？
なんか知ってるような…まぁ…関係ない。知らない。

先生「じゃぁAは…あそこの後ろの席だ。」

うわ、最悪。俺の隣じゃん。

スタスタと俺の隣の席に歩いてきてストンと座る。

あなた「よろしく！」

きり「…」

とにかく知らないフリ。関わらないで欲しい。

…また虐待を受けるかもしれない。

今は大丈夫だが、ヒートアップすると危ない。

あなた「…あの…すみません…」

きり「…なに」

あなた「あ…もしかして…きりやんくん…？」

きり「え…」

違う…違うと言え！！

きり「なんで…？」

あなた「なんか幼稚園でそんな子だいたから」

きり「どうでもいいでしょ」

？「Aさん、やめとけ。こいつは……」

きり「…」

良かった。えーっと、シャークんさんに感謝。

クラスメートなんて自分に関係ない。
要らない。
名前も覚える必要性がない。

あなた「……わかった。」

先生「一時間目は体育だ。着替えろ。Aは学校案内をする。」

皆「はーい」

はぁ。やっと授業が始まった。

この先生、いつも遅い。
絶対に10分以上始まるのが遅い。

…関係無いけど

…着替えよ。あまり人が少ないところ…ないかな？

？「おい、きりやん」

…誰？

きり「……あ、シャークんさん…」

シャ「お前、転入生にもこんな態度とるのか？」

…シャークんさんには関係無いのに

きり「ダメですか？」

シャ「ダメですかって、ダメに決まってるだろ！！馬鹿なのか！？」

きり「馬鹿でダメですか？」

シャ「……しつこいな…もういいよ」

シャークんさんは着替えに行った。

しつこいのはそっちでしょ。
どうでもいいのに。関わると面倒なこと、分かってるはずなのに。

もう、嫌だ…

＃２:私視点→←設定

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