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22話 ページ22

加藤side:

そんなこんなで、Aは色んなことを話してくれるようになった。辛いことも苦しいことも。まあ、俺らが10回聞いて1回答えてくれるくらいなんだけどね。それで、やっぱり時間の力って凄いんだね。Aが悩んでた、『認められる』とか『ファンがつく』とか、そういうのがA自身、実感出来始めたんだって!それでね、ある番組で「楽屋ではどんな雰囲気なの?」って聞かれた時に…

小山:「人それぞれですよ。僕は新聞開いたり、寝たり、音楽聴いたりしますし、増田は、メンバーと話してるか、ボーっとしてるかしてます。シゲは、執筆したり、寝てたり、小説のアイデアのためにAに今の流行りを聞いてたり。手越は、ゲームでめっちゃうるさいか、イタズラですね。Aは…、、ごめん、何してた?w」

司会者:「え?!小山くん、嘘でしょ?w」

増田:「実は、Aはちょくちょく楽屋を出ていくので俺らもよく知らないんですよ。」

司会者:「Aちゃん、楽屋以外のとこで何やるの?」

A:「日向ぼっこです。」

小増手加司会者:「「「「「え?」」」」」

A:「んふふ。そんな声を揃えなくても…。夏は暑いので、ダンスの練習とかしてますけど、それ以外の季節は、いつも日に当たってます。雨の日も歌とかダンスの練習ですかね。」

司会者:「なんで楽屋にはあまり居座らないの?」

俺もそれがすごい気になるんだ。まだ、ファンの子のこととか考えてるのかなって思うから。

A:「実は、家とかでもそうなんですけど、同じ空気で長時間、目的もなくいることがすごく苦手で、外に出れば、目的がなくても太陽に照らされるじゃないですか。それって、時間によって太陽の高さが違うから、暖かさも変わるし、外の温度が変わるんです。風とかもあったりして、同じ空気を永遠に吸って吐くことがない。その閉じ込められてない感じがすごく好きなんです。」

司会者:「ほおー。え、でも、学校とかでは?どうしてるの?」

A:「夏は絶対に窓全開にし続けますし、休み時間は外に出ちゃいますね。」

手越:「え、でもさ、休み時間って10分くらいしかないんじゃないの?その10分で変わる?」

A:「変わりますよ!眠気も覚めますし。」

手越:「ほえー。」

ゲスト:「ねぇ、ちょっと気になったんやけど聞いてもええ?」

司会者:「はい、なんでしょう。」

ゲスト:「Aちゃん、今、メンバーさんに敬語やったけど楽屋でも敬語なん?」

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作者名:夢見 | 作成日時:2020年9月20日 11時

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