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「────ひさしぶりだな」
その後Aは、なんとかクラピカと会うことが出来た
「うん、そうだね」
「……随分と変わった、か？」
まず疑問に思うのは雰囲気と口調
「クラピカも、随分と強くなったんだね」
クラピカから漂う“圧”が只者ではないと
本能が告げてくる
これも
「蜘蛛を倒すためだ」
私達に復讐するため
「そうだったね」
「ところでAは、何故ヨークシンに居るんだ？」
「……それは、ね」
ここが話す時だと思った
でもうまく口が開かない。声が出ない
怖がっていた。怯えていた。恐怖していた。
「…………A？」
いつしかAは、泣いていた
泣くつもりなんてなかった
なんで泣いているかもわからない
ただ、ただ涙が溢れてくるのだ
「……ごめん、な、さい」
この言葉、何度も言った気がする
「……A」
クラピカがAの名前を呼ぶ
「私が憎いか？ 殺したいか？」
突然の質問
でもそんなの、決まっている
「…………
Aは大きく首を振る
「……私は憎いよ」
当たり前だ
憎まれるようなことをしたんだから
「でも、これだけは覚えておいて欲しい」
Aを憎んだ日なんてない
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すずな(プロフ) - すごく感動しました！！ (2020年4月25日 11時) (
レス) id: 5706aaffc1 (このIDを非表示/違反報告)
さやめめめめめ。(プロフ) - 春さん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえて、とても嬉しいです。他の作品もよければ読んでみてね← (2016年5月20日 12時) (レス) id: 213a20a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - すっごく良い作品だったと思います(*^^*) (2016年5月19日 7時) (レス) id: e7d9623e1e (このIDを非表示/違反報告)
さやめめめめめ。(プロフ) - カミルさん» コメント有難うございます。そう言っていただけると、今後の活動にも拍車がかかります。機会があれば、自分の他の作品も読んでいただけると嬉しいです。 (2016年5月1日 21時) (レス) id: 213a20a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
カミル - 感動したよぉ〜（ ｉ _ ｉ ） (2016年5月1日 21時) (レス) id: a01e19bbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやめめめめめ。 | 作成日時：2015年8月22日 5時
