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「震えてるね 怖いの？」
周りは見えないが
満が笑っているのはわかる
この状況を楽しんでいる
「大丈夫 これからAちゃんも楽しくなるよ」
首元をなぞられる
その瞬間、Aの体に悪寒が走る
気持ち悪い
きもちわるい
キモチワルイ
それは吐き気を催すほど
「赤葦くんが来るのが早いか、俺が君を食べるのが早いか」
楽しみだね
「ねぇ、Aちゃんは赤葦くんとキスしたことあるの？」
次の瞬間、Aの唇は満によって塞がれた
Aは唇を固く閉じ、耐え凌ごうとするが
満の舌によってそれはこじ開けられ
容赦なくAの口内を侵す
「い、や･･････」
「生憎俺は、嫌なことをするのが趣味でさ」
満の手は、Aの服の中に滑り込み
Aの膨らみに触れる
「着痩せするタイプなの？ 結構大きいんだ」
抵抗したくても、抵抗できない
ただ嫌だと思うことしか、Aには出来ない
京治のことを思い浮かべることしか
Aにはできなかった
いやだ
触らないで
京治にしか触られたくない
京治以外に触られるのは気持ち悪い
今すぐやめて
こんな初めてはいやだ
初めては京治がいい
いやだ
京治じゃなきゃいやだ
お願い
京治、来て
「･･････俺の彼女に、何やってんの」
Aの願いは、届いた
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作者名：さやめめめめめ。 | 作成日時：2015年12月28日 1時
