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「ならさ、Aちゃんが良ければだけど、またここに遊びに来てよ」
かおりの突然の提案
「遊びに、ですか?」
「うん」
「・・・・・・いいんですか?」
「もちろんだよ!」
かおりは破顔する
Aはいい人だな、と実感しつつ
かおりの提案は素直に嬉しかった
また来れる
またバレーを見れる
また知らない京治を見れる
そう思うと、気分が上がる
もう一度コートを見やれば、そこには先ほどと変わらずに
真剣にバレーをプレイする京治の姿があった
京治がトスを上げ
それを光太郎が相手コートに叩きつける
傍から見れば、光太郎がすごいと思われるだろう
実際すごいのだから
でも
Aは誰よりも
京治がすごいと思えた
「京治、楽しそうだな」
京治はあまり感情を表に出すような人ではないが
楽しいのは伝わってくる
汗だくになって、それを拭う君が
妙に格好よく見えるのは、気のせいだろうか
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作者名:さやめめめめめ。 | 作成日時:2015年12月20日 21時